○あなたの隣に○ No.2
「奈々美、手つなごうか?」
「うん。」
二人の手はそっと触れ合った。純粋な二人の愛は、高校の誰もが羨ましがっていた。
「え――!!3ヶ月たったのにまだ一回もチューしてないの?!」
奈々美と同じ部活(バスケ部)の友達、エリカが驚きながら言った。
「うん?なんで?そんなことできないよぉ。恥ずかしいし…」
「まぢで言ってるの?!純粋だゎぁー。エリカなんて付き合った次の日にしちゃうよ!!なんか焦らないの?」
「焦らないよぉ〜。一緒にいられるだけでいいの★」
「へーぇ。すごいゎぁ。」
奈々美には、よく分からなかった。一緒に居られるだけで良いのに、
どうして色々と求めたがるのだろうか。。
確かに憧れないわけではないけれど、手をつなぐだけで十分嬉しかった。
隆史は、バスケ部が活動している体育館の更衣室前までやってきた。
「奈々美いるー?」
「あっ、ちょっと待ってね。」
更衣室の外にいたエリカが奈々美を呼んだ。
「あっ、隆史くん♪♪」
「奈々美〜今日部活終わってから一緒に帰れる―?」
「うん!じゃぁいつものところで待ってるからね!」
「おぅ!」
奈々美は嬉しくてニコニコしていた。
「帰れるだけで嬉しいの?」
「うん!」
「幸せ者だねぇー」
奈々美は本当に嬉しそうに顔を赤らめていた。
<つづく>
「うん。」
二人の手はそっと触れ合った。純粋な二人の愛は、高校の誰もが羨ましがっていた。
「え――!!3ヶ月たったのにまだ一回もチューしてないの?!」
奈々美と同じ部活(バスケ部)の友達、エリカが驚きながら言った。
「うん?なんで?そんなことできないよぉ。恥ずかしいし…」
「まぢで言ってるの?!純粋だゎぁー。エリカなんて付き合った次の日にしちゃうよ!!なんか焦らないの?」
「焦らないよぉ〜。一緒にいられるだけでいいの★」
「へーぇ。すごいゎぁ。」
奈々美には、よく分からなかった。一緒に居られるだけで良いのに、
どうして色々と求めたがるのだろうか。。
確かに憧れないわけではないけれど、手をつなぐだけで十分嬉しかった。
隆史は、バスケ部が活動している体育館の更衣室前までやってきた。
「奈々美いるー?」
「あっ、ちょっと待ってね。」
更衣室の外にいたエリカが奈々美を呼んだ。
「あっ、隆史くん♪♪」
「奈々美〜今日部活終わってから一緒に帰れる―?」
「うん!じゃぁいつものところで待ってるからね!」
「おぅ!」
奈々美は嬉しくてニコニコしていた。
「帰れるだけで嬉しいの?」
「うん!」
「幸せ者だねぇー」
奈々美は本当に嬉しそうに顔を赤らめていた。
<つづく>
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