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君と彼女

[233]  さくら  2009-04-18投稿
※「君」と「彼女」を意識して読んでくださると嬉しいです。


少し喉も渇いたし、躰も冷えてきたから

どこかで暖まっていこうと駅前をフラついていた時だった…。


―雑踏の中―\r


小さく聞こえる、懐かしいあのピアノの曲が聞こえてきた…。

題名はわからないけど、君がよく弾いていたよね…。

無意識のうちに、

僕はその音色を追い求めていた…。

まるで…君を見つけたかのように…。

このうるさい雑踏の中、かすかに聞こえる、

その小さな小さな綺麗な音色を、見失わないように…。

君を探すかのように歩いていた…。


ふと、気がつくと

ピアノの音色は、僕の眼の前に姿を現していた…。

ビルとビルの間に挟まれて

その小さな喫茶店は、静かに時を刻んでいた…。

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