携帯小説!(PC版)

トップページ >> 恋愛 >> 君と彼女3

君と彼女3

[225]  さくら  2009-04-18投稿
数分経つと曲が終わり、彼女がイスから降りた音がした。

…足音が、僕に近づいてきた。

僕の席の後ろで、足音が止まる。

『いらっしゃいませ…。初めてお会いしますよね?』

後ろから聞こえたその声に、僕は息を呑んだ…。

もう何年も聞いていない…。

けど、絶対に忘れることの無い…

懐かしい…その透き通った声…。

まさかと思い、後ろを振り向いた。

小さな照明にあてられたその女性は、君にそっくりだった…。

華奢で小さな躰…。

白のワンピースから覗かせる色白な肌…。

汚れを知らない…その大きな瞳は、僕をまっすぐに見つめていた…。

彼女の黒い瞳から、視線を反らすことができなかった…。

今までの現実が嘘のように…全てが、夢だったように…。

…そこには…“君”がいた…。

感想

感想はありません。

「 さくら 」の携帯小説

恋愛の新着携帯小説

新着小説作品

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス