○あなたの隣に○ No.4
「なに??」
数分沈黙が続いた。隆史はずっと下を向いていたが髪をかきあげると同時に言った。
「もう、別れよう。」
一瞬時が止まったような感じがした。奈々美は耳を疑った。
「え…今なんて??嘘…でしょ?」
「嘘じゃない。」
「どうして??なんで?」
「ずっと今日考えてたんだ。」
「今日って、今日一日だけ?今日一日悩んだだけで決めちゃうの?」
「ごめん、もう決めたから。」
「ずるいよ!!ずっと一緒って言ってたのに!ねぇ、何があったの?」
奈々美は目から涙がこぼれていた。隆史は黙っていた。
「納得できないよ・・・。奈々美はね、確かにいいところ無いかもしれない。でも付き合い始めた頃と何も変わってないよ?」
「そういう問題じゃないんだ。」
「じゃあどういう問題なの?いってくれないとわからないよ。。」
「ごめん。。」
「本気…なんだね。」
隆史は奈々美に背を向けた。鼻をすする音が聞こえた。
「隆史…?泣いてるの?」
隆史は返事をしなかった。
「隆史!!!ねぇ。。どうして泣くの?泣きたいのは奈々美だよ?」
「もぅ、別れよう。」
隆史はその言葉しか言わなかった。奈々美はその後何も言えなかった。
<つづく>
数分沈黙が続いた。隆史はずっと下を向いていたが髪をかきあげると同時に言った。
「もう、別れよう。」
一瞬時が止まったような感じがした。奈々美は耳を疑った。
「え…今なんて??嘘…でしょ?」
「嘘じゃない。」
「どうして??なんで?」
「ずっと今日考えてたんだ。」
「今日って、今日一日だけ?今日一日悩んだだけで決めちゃうの?」
「ごめん、もう決めたから。」
「ずるいよ!!ずっと一緒って言ってたのに!ねぇ、何があったの?」
奈々美は目から涙がこぼれていた。隆史は黙っていた。
「納得できないよ・・・。奈々美はね、確かにいいところ無いかもしれない。でも付き合い始めた頃と何も変わってないよ?」
「そういう問題じゃないんだ。」
「じゃあどういう問題なの?いってくれないとわからないよ。。」
「ごめん。。」
「本気…なんだね。」
隆史は奈々美に背を向けた。鼻をすする音が聞こえた。
「隆史…?泣いてるの?」
隆史は返事をしなかった。
「隆史!!!ねぇ。。どうして泣くの?泣きたいのは奈々美だよ?」
「もぅ、別れよう。」
隆史はその言葉しか言わなかった。奈々美はその後何も言えなかった。
<つづく>
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