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すべてが運命なら

[194]  春樹  2009-04-18投稿
久しぶりに逢った一安は、やっぱり何処かが違かった。

それは、一安も感じて居たかもしれない。

その日の私は、一安と上手く会話ができなかった。

お互いの警戒心や、強がる気持ちが二人の距離を縮める事を拒んでいた。

私と一安は一定の距離を保ったまま、その日は別れた。

それから、一ヶ月後私の携帯電話に一安からの着信が入った。

その電話は、遊ぼうと言う誘いの電話だった。

私はまた、一安の住むアパートに行った。

だが、その日も私と一安の距離は縮まず。

その現実を突き付けられた私は、もう一安と逢わない事を決意した。

一安のアパートに泊まった次の日の朝。

私は、まだ寝ていた一安に別れを告げた。

「もう二人の距離を縮める必要ないよね。今まで、何度も裏切ってごめんね。ずっと諦めないで居てくれてありがとう。一安の支え方は乱暴だったけど、あゆは沢山助けてもらったし、一安と居た事で沢山学びました。これからは、お互い別々に成長しようね。」

私は、それだけ伝えるとアパートから、自分の家に帰宅した。

もう連絡は取らない。

二人が幸せになる為の、たった一つ方法。

一安との関係は、愛というより依存だったのかなと思う事もある。

長い間一緒に居なかった事で、お互いにお互いの必要性を見失った。

これで良かった、本当に心からそう思える別れだった。

自分の気持ちを見失わない事が、1番大切な事だった。

一安本当にさようなら。

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