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いまさらの想い

[170]  T・H  2009-04-18投稿
誰よりも早く季節の香りに気付いて
微笑みかける君が好きだった
冬の冷たい風に切なくなったり
夏の強い日差しにはしゃぎ出したり

いつどんな時でも
貴女の笑顔のために
どんな事もすると
誓っていたのに

今思い出すのは
貴女の震える肩と
涙に濡れる瞳
さよならの言葉

君の香水 香りに気付く度に
道行く人の波に君を探す
今まで何で気付かなかったのだろう
こんなに心に貴女が
輝いてる事に


出逢いと別れは共に突然過ぎる程に
巡り行く季節の流れの様に凍えたその手吐息で暖めた冬も
いつしか桜吹雪を掴む春になる

春夏秋冬全てに
それぞれの笑顔が目蓋に
焼き付いたまま今も
季節は流れてく

今思い出すのは
貴女の震える声と
涙を隠す笑顔
ありがとうの言葉

貴女にもう一度逢えるとしたなら
僕はその心にに何を伝えるだろう
愛の言葉や後悔の気持ちも
言葉にできずに貴女を
ただ抱き締めるだろう

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