(仮)消えた男…陰の薄い恋…16-2
牧刑事「全く世話がやけるぜ!」
真理「そんな事よりもデスクは無事なんでしょうね!?」
牧刑事「そんな事、言ったって仕方ねーだろ!手加減してる場合じゃねーんだから!」
二人は車から降りて激突した車の所に行った!
パトカーは、かなりのスピードで激突したので大破していた…
パトカーを運転していた轟刑部はグッタリとしているのが見える…
牧刑事と小田 真理はパトカーの中を覗きこんだ!…しかし伊井 香 の姿が見えない!?…
外は、うっすら明るくなって来ていたので周りを見渡した!?…
しかし伊井 香 の姿は、どこにも見当たらない!?…
もう一度、パトカーの中を覗きこんだ時に突然!牧刑事は宙を舞った!
小田 真理が牧刑事の方を見た瞬間!小田 真理も宙を舞っていた!
伊井 香 が二人を背後から投げ飛ばしたのだ!
牧刑事と小田 真理は投げ飛ばされたショックと地面に叩き着けられた衝撃で放心状態だった!
伊井 香 はパトカーから轟刑部を引きずり出して牧刑事達が乗ってきた車に乗り込んで走り出した!
後部座席の轟刑部は直ぐに意識を取り戻して朦朧としていたが…運転している伊井 香 に銃を向けていた!
香「ど、どーして!?…」
轟刑部「悪いな!…ウチは借金が物凄く有ってよ!…そのデスクは高く売れそうなんでな!…いくら、お嬢さんが強くても、この状況じゃ投げ飛ばす事は出来ないぜ!…」
つづく
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