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制服時代??

[232]  なぉ  2009-04-19投稿
大倉がどう思ってそう言ったのか、真意はわからないけど…
私は迷っていた。
大倉との時間は楽しいし、いい加減で女好きだけど…嘘はつかない人だと思う。

好きだと普通に言う彼の気持ちも嬉しい。
でも中野に憧れていた気持ちが恋なら…大倉にはまだそんな気持ちは持てない。

「大倉…」

「なに?」

「大倉の言う通りだよ…」

「そっかぁ…うまくいきそうなの?」

「どうだろ、わかんない」

「なら、諦めないよ」

「え?」

意外な返事に驚いた。

「俺の自由だろ?」

「大倉…」

それ以上、私は何も言えなかった。

昼休みの終わりを告げるベルがなる。

「じゃ、また」

そう言って、大倉は先に教室に戻った。

そして…次の日から昼休みに大倉は私の前に姿を見せなかった。

「こないね、最近」

「なにが?」

「大倉君。桜は応援してたんだけどな」

「何もないよ」

「知夏ちゃん?」

なぜこなくなったかは、わからないけど…
これでいいと思った。
あれ以上、深くなると私は流されて大倉と付き合っていたと思う。

好きって気持ちや恋なんて不確かなものだ…

大倉は意外にも私の心の中に入ってきていた。

私に勇気があれば…

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