携帯小説!(PC版)

龍神族

[270]  ぷよ羅  2009-04-20投稿
 僕自信、ベース(基本の姿)は人間だったから、龍神化できるとはおもいもしなかった。

「…にっ、人間…だよ」僕はそう言った。
だって、説明したところで、わかってもらえるはずもない。 ……でも。
「……でも、…半分人間じゃ…ない。」
言い終わらないくらいの時、佐々木は逃げて行った。
佐々木には理解してほしかった。心のどこかでそう思っていた。


「さっ、佐々木?」
僕は、教室で佐々木に声をかけた。――もちろん笑顔で――
それから、少し話をした。なんてことない、普通の会話。
佐々木はいたって普通だった。いつもの佐々木と変わらない。
でも、目が違った。
僕を恐れるような、差別するような、あざ笑うような……、そんな目だった。

僕はその日以来、佐々木に話しかけてない。
僕は目標を決めたから。


僕と佐々木の距離が開いている間は、自分の生体と、父さんがこの街に来た手段を調べることを目標にした。

 空には季節外れの雪がちらついついた。

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