奇跡―タイムリミットは一ヶ月―?
俺の言葉を遮り神がそう言った
何を根拠に…
「大丈夫って?」
『信也さんは自分が死ぬと思った時彼女の事を考えていました
その想いにとても強い愛を感じたのです
信也さん貴方は愛に溢れた人間です
だから信也さんに愛とは何なのかを教えてもらいたいと思いました』
「でっでも無理だって
俺そんな恥ずかしくて言葉に出来ないし」
俺は恥ずかしくてフイッと横を向いた
『言葉で伝えてもらおうなんて思っていませんよ』
「へ?」
間抜けな声がでた
『愛はそんな単純な物ではありませんからね
だから見せてもらおうと思います
信也さんにはまた人間界で生活して頂きます』
え?それって…それって
「俺はまだ生きられるのか?」
『ええ だからまだ死んだ訳では無いと言ったでしょう?』
「マジで!?嘘
やった〜!!!」
『ただし』
少し悲しそうな顔をして
神が話しだした
『信也さんが生きていられるのは一ヶ月間だけなんです』
「え…」
それは香の誕生日までって事?
…確かにそう願ったけど
結局死んでアイツを残してしまうなら同じじゃないか
「どうにかならないのか…」
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