汚染 92
調度二週間前に友達と神社に行った
恋愛の神様が宿るという
もう神頼みしかないと思ったから
願いは一つだけ
どうか貴方と…
その次の日貴方と初めての夜を過ごした
願いが届いた様な気がして
だけどあまりにも早く叶い過ぎて信じられなかった
そして今貴方が連れて来てくれた場所が神様に願事をしたその場所
正直驚いた
貴方にその事を言った訳ではないのに
貴方は凄い
思わず言った
二週間前にも来た事
貴方の事を願った事
それを聞いた貴方は
『じゃあ御礼を言わないとね』と微笑んだ
私は欲張りだからまたお願い事をしてしまった
『隣にいるこの人といつまでも一緒にいられます様に』
何をお願いしたかは貴方には秘密
だから貴方が何をお願いしたのかも聞かない
此処が二人を繋いでくれた想い出の場所になる
貴方とご飯を食べて
それからまた朝行った公園に向かった
貴方が行きたいと言ったから
迫る時間を私に預けてくれる
温かい缶コーヒーを買って少し肌寒い夜に体を寄せ合って座る
今日はもう十分過ぎる程楽しい時間を過ごせた
何度抱き合っても足りない位に愛が溢れ出す
必ず何かが欠けていたとしても満ちる想い
不意に不安も感じる
私はこれで幸せなのかと
貴方はどうしたいのかと
いつでも『好き』は言い合えない
伝えてはくれるけどなるべく私から言わない様にしている
精一杯の我慢
どうせいつかは傷付くのだからと
脆く弱いプライドを少しでも守る為に
『無理はしないで』と呟く私の体を後から抱き締めてくれる
ただ『好きだよ』と囁いた
本当はそれが貴方に無理をさせている事なのかもしれない
私の苦しみを感じながら
それを消してあげようと必死に優しく私の気持ちを包んでくれる
きっとそう
貴方をそうやって少しずつ縛り付けている様で悲しい
だったらせめて涙は見せない
『私は大丈夫』と
貴方の前では笑っていてあげたい
恋愛の神様が宿るという
もう神頼みしかないと思ったから
願いは一つだけ
どうか貴方と…
その次の日貴方と初めての夜を過ごした
願いが届いた様な気がして
だけどあまりにも早く叶い過ぎて信じられなかった
そして今貴方が連れて来てくれた場所が神様に願事をしたその場所
正直驚いた
貴方にその事を言った訳ではないのに
貴方は凄い
思わず言った
二週間前にも来た事
貴方の事を願った事
それを聞いた貴方は
『じゃあ御礼を言わないとね』と微笑んだ
私は欲張りだからまたお願い事をしてしまった
『隣にいるこの人といつまでも一緒にいられます様に』
何をお願いしたかは貴方には秘密
だから貴方が何をお願いしたのかも聞かない
此処が二人を繋いでくれた想い出の場所になる
貴方とご飯を食べて
それからまた朝行った公園に向かった
貴方が行きたいと言ったから
迫る時間を私に預けてくれる
温かい缶コーヒーを買って少し肌寒い夜に体を寄せ合って座る
今日はもう十分過ぎる程楽しい時間を過ごせた
何度抱き合っても足りない位に愛が溢れ出す
必ず何かが欠けていたとしても満ちる想い
不意に不安も感じる
私はこれで幸せなのかと
貴方はどうしたいのかと
いつでも『好き』は言い合えない
伝えてはくれるけどなるべく私から言わない様にしている
精一杯の我慢
どうせいつかは傷付くのだからと
脆く弱いプライドを少しでも守る為に
『無理はしないで』と呟く私の体を後から抱き締めてくれる
ただ『好きだよ』と囁いた
本当はそれが貴方に無理をさせている事なのかもしれない
私の苦しみを感じながら
それを消してあげようと必死に優しく私の気持ちを包んでくれる
きっとそう
貴方をそうやって少しずつ縛り付けている様で悲しい
だったらせめて涙は見せない
『私は大丈夫』と
貴方の前では笑っていてあげたい
感想
感想はありません。