携帯小説!(PC版)

トップページ >> 恋愛 >> 永遠に愛しい・・20

永遠に愛しい・・20

[347]  しゅーり  2009-04-20投稿
裏門は、非常階段からも見えるため
バイクの音が裏門で止まったと同時に
バイク好きの
仲間の内の一人の小杉 昭敏、通称コッスーが、一番に身を乗り出して
バイクが止まった裏門を見た

「あの人、桜中だったオレらの二こ上の仁(じん)先輩じゃん」

「まじ?」

ヒロも、コッスーの隣に身を乗り出した

「ほんとだ!けどなんで仁先輩がオレらの中学になんか来たんだ?」

オレら二年の教室がある三階部分の溜り場の非常階段から、下を見下ろすと
バイクの音が止まったのを聞き付けた
三年の中で目立つタイプの何人かも
三年の教室がある、一階の非常階段に出て来た

その三年の先輩の中の一人が、仁先輩とは親しいらしく

「ちっすぅー」

頭を下げ挨拶をしている

「仁先輩、どうしたんすか?」

「ちょっと用あってな」

仁先輩、本名は沢木 仁といって、隣の市の桜中学に去年までいた
オレらの二こ上の人で
今は高校には行かず
働いているんだか働いていないんだか
というような生活を送っていると噂で聞いた事がある。

そもそも、隣の市の中学だったのに
なんでオレらのところまでそんな噂が入ってくるかというと
桜中学じたい相当悪く
窓ガラスが常に割れていたり
他の中学に毎日のように喧嘩を売りに行ったりと
とにかく悪い奴が数多く揃っていて

その中でも、この仁先輩という人は
特に荒れていたようだ



感想

感想はありません。

「 しゅーり 」の携帯小説

恋愛の新着携帯小説

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス