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制服時代??

[248]  なぉ  2009-04-21投稿
中野の大きな手は安心する

小学校の時も何回か励まされたな…

だけど今度は事情が違う…

久遠なんであんなことしたんだろ?
本当に気持ちなく誰にでもできるんだろうか?
だとしたらなんのため?
私が怒るようなことをいったから?
…わかんない…わかんない

「俺、六組に様子見に行ってこようか?」

本当に気を使わせてる。

「ううん…もう久遠帰ったと思うし…」

「でもついていくよ」

そう言って中野は、一緒に六組まできてくれた。

六組は電気がついていて
黒板には先に帰ると書いていた。

「久遠…帰ったみたい」

書類もない…久遠が持って帰ったんだと思った。

「じゃ、帰ろうか」

「えっ理沙は?」

「黒板に同じこと書いとく」

そう言って中野は笑顔で

「それに心配だしな、送る」
「…ありがと」

久しぶりだったのに
いつの間にか距離もぎこちなさもなくなっていた。

一組に戻ると理沙のカバンがなかった。

「おいて帰られたのは俺らの方みたい」

中野が苦笑いしていた。
あなたの存在に癒される。

その日、初めて男の子と二人で帰った。

中野はいつもより雄弁で、私はずっと笑ってばかり…なにか幸せだった。

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