ねぇ…大好きなのに。
私は春樹を忘れられないまま、一人携帯電話を眺めていた。
携帯電話を眺めていると、まだ消せない春樹の番号が私の目にとまる。
以外と忙しい私の日々、携帯電話を眺めている時だけは、時間が止まる。
気付くと、私は春樹の携帯番号を表示した画面のまま、通話ボタンを押していた。
春樹と別れて一ヶ月が過ぎていた。
【逢いたい】
それだけだった。
だが、私が春樹に掛けた電話は呼び出し音も鳴らずに切れた。
【着信拒否?】
私はもう一度電話をしてみた。
その電話も呼び出し音は鳴らなかった。
【掛けなければ良かった】
そんな思いが、私に苛立ちと悲しみを与えた。
私はその苛立ちと悲しみから、春樹を着信拒否リストに登録した。
意味のない行動だと解っていた。
それは、私の小さな抵抗だった。
その頃の私は朝の6時から、昼間の3時でバイトをして、夕方6時から、夜9時まで学校に行く、そんな毎日を送っていた。
その日もバイトを終え、いつもの様に携帯電話の着信を確認した。
【春樹2件】
携帯電話の画面に表示されていた。
私が迷っていると、携帯電話の画面が明るくなった。
画面には、一瞬春樹の名前が表示されて直ぐ消えた。
その着信で私の迷いは消え、着信拒否を解除して春樹に電話を掛けた。
携帯電話を眺めていると、まだ消せない春樹の番号が私の目にとまる。
以外と忙しい私の日々、携帯電話を眺めている時だけは、時間が止まる。
気付くと、私は春樹の携帯番号を表示した画面のまま、通話ボタンを押していた。
春樹と別れて一ヶ月が過ぎていた。
【逢いたい】
それだけだった。
だが、私が春樹に掛けた電話は呼び出し音も鳴らずに切れた。
【着信拒否?】
私はもう一度電話をしてみた。
その電話も呼び出し音は鳴らなかった。
【掛けなければ良かった】
そんな思いが、私に苛立ちと悲しみを与えた。
私はその苛立ちと悲しみから、春樹を着信拒否リストに登録した。
意味のない行動だと解っていた。
それは、私の小さな抵抗だった。
その頃の私は朝の6時から、昼間の3時でバイトをして、夕方6時から、夜9時まで学校に行く、そんな毎日を送っていた。
その日もバイトを終え、いつもの様に携帯電話の着信を確認した。
【春樹2件】
携帯電話の画面に表示されていた。
私が迷っていると、携帯電話の画面が明るくなった。
画面には、一瞬春樹の名前が表示されて直ぐ消えた。
その着信で私の迷いは消え、着信拒否を解除して春樹に電話を掛けた。
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