バンパイアな姫君?
「えっとぉ…怒って…る?」
「あたりまえです」
「うぅ…」
イーザは執事さんに対して反論するものの、すぐに行き詰まってしまうみたいだ。
「だいたい、何故こんな人間何かを選んだんですか?」
「だって、陽斗なら大丈夫だと思ったんだもん!なんて言うか、この人間なら大丈夫って私の心がそう言ってるんだもん…」
イーザは、ものすごく消えそうな声でそう言いきった。
執事さんは、大きなため息をした。そして、なにか変な事を言い出したのだ。
「良いですか?お嬢様。あなた様はバンパイアの中でも特別な存在なのです。人間とバンパイア…どちらの種族でも婿を選ぶ事が出来る唯一の姫君なのです。バンパイアが真名を名乗ることが許されるのは、親の前と求婚の時のみ…異性同士が真名を名乗った後の握手は婚約の契約を表します。それくらいは知っていましたよね?お嬢様。というか、知らないとは言わせないですがね…」
(は?婚約?契約?…………ってエェェェェエ!)
バッとイーザのほうを見るとあきらかにバツの悪そうな顔をして俯いていた。
何なんだ…なぬが起こったんでござんしょ…
11に続く…
「あたりまえです」
「うぅ…」
イーザは執事さんに対して反論するものの、すぐに行き詰まってしまうみたいだ。
「だいたい、何故こんな人間何かを選んだんですか?」
「だって、陽斗なら大丈夫だと思ったんだもん!なんて言うか、この人間なら大丈夫って私の心がそう言ってるんだもん…」
イーザは、ものすごく消えそうな声でそう言いきった。
執事さんは、大きなため息をした。そして、なにか変な事を言い出したのだ。
「良いですか?お嬢様。あなた様はバンパイアの中でも特別な存在なのです。人間とバンパイア…どちらの種族でも婿を選ぶ事が出来る唯一の姫君なのです。バンパイアが真名を名乗ることが許されるのは、親の前と求婚の時のみ…異性同士が真名を名乗った後の握手は婚約の契約を表します。それくらいは知っていましたよね?お嬢様。というか、知らないとは言わせないですがね…」
(は?婚約?契約?…………ってエェェェェエ!)
バッとイーザのほうを見るとあきらかにバツの悪そうな顔をして俯いていた。
何なんだ…なぬが起こったんでござんしょ…
11に続く…
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