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バンパイアな姫君?

[140]  天城 洸麗  2009-04-22投稿
「えっとぉ…怒って…る?」

「あたりまえです」

「うぅ…」

イーザは執事さんに対して反論するものの、すぐに行き詰まってしまうみたいだ。

「だいたい、何故こんな人間何かを選んだんですか?」

「だって、陽斗なら大丈夫だと思ったんだもん!なんて言うか、この人間なら大丈夫って私の心がそう言ってるんだもん…」

イーザは、ものすごく消えそうな声でそう言いきった。
執事さんは、大きなため息をした。そして、なにか変な事を言い出したのだ。

「良いですか?お嬢様。あなた様はバンパイアの中でも特別な存在なのです。人間とバンパイア…どちらの種族でも婿を選ぶ事が出来る唯一の姫君なのです。バンパイアが真名を名乗ることが許されるのは、親の前と求婚の時のみ…異性同士が真名を名乗った後の握手は婚約の契約を表します。それくらいは知っていましたよね?お嬢様。というか、知らないとは言わせないですがね…」

(は?婚約?契約?…………ってエェェェェエ!)

バッとイーザのほうを見るとあきらかにバツの悪そうな顔をして俯いていた。

何なんだ…なぬが起こったんでござんしょ…

11に続く…

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