スラム part48
「おう、修二。帯持ってきたんか?」
道場に入ってすぐ父さんの声がした。
「持ってきたよ。ほら。」
「ついでや。こいつらに稽古つけたれよ。」
父さんが突然言った。
「はぁ?なんで俺が。教えるのは父さんの役目だろ。それに道着もねぇのに。」
「修二、お前ここなんやと思っとんねん。道場やぞ。中学生も一応教えてるんやからお前くらいのサイズの道着くらいあるわ。」
父さんが言った。
たしかにそうだ。
どうやら最近柔道部のある中学が減っているようで、小学生のときにここに通ってたやつは中学でもかよってるらしい。
そう修二が考えていると後ろから突然声がした。
「修ちゃん、せっかく来たんだからやってきなよ。」
振り向くと、ガッチリした身長180cmほどの人が立っていた。
「西門さん驚かさないでくださいよ。」
修二はビックリした様子で言った。
この人は西門(にしかど)さん。
ずいぶん昔に父さんに柔道を習っていた人だ。
高校時代、全国ベスト2。社会人になってから、全国体重別でベスト2まで言ったことのある人だ。
今は警察で働いている。
もちろん、馬鹿みたいに強い。
たまに父さんが教えるのを手伝いに来てるらしい。
「んで、やってくだろ?」
西門さんが修二に聞いてくる。
西門さんに言われて断れるわけないだろ。
修二はそう思いながら答えた。
「わかりました。やってきますよ。」
道場に入ってすぐ父さんの声がした。
「持ってきたよ。ほら。」
「ついでや。こいつらに稽古つけたれよ。」
父さんが突然言った。
「はぁ?なんで俺が。教えるのは父さんの役目だろ。それに道着もねぇのに。」
「修二、お前ここなんやと思っとんねん。道場やぞ。中学生も一応教えてるんやからお前くらいのサイズの道着くらいあるわ。」
父さんが言った。
たしかにそうだ。
どうやら最近柔道部のある中学が減っているようで、小学生のときにここに通ってたやつは中学でもかよってるらしい。
そう修二が考えていると後ろから突然声がした。
「修ちゃん、せっかく来たんだからやってきなよ。」
振り向くと、ガッチリした身長180cmほどの人が立っていた。
「西門さん驚かさないでくださいよ。」
修二はビックリした様子で言った。
この人は西門(にしかど)さん。
ずいぶん昔に父さんに柔道を習っていた人だ。
高校時代、全国ベスト2。社会人になってから、全国体重別でベスト2まで言ったことのある人だ。
今は警察で働いている。
もちろん、馬鹿みたいに強い。
たまに父さんが教えるのを手伝いに来てるらしい。
「んで、やってくだろ?」
西門さんが修二に聞いてくる。
西門さんに言われて断れるわけないだろ。
修二はそう思いながら答えた。
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