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龍神族10

[237]  ぷよ羅  2009-04-24投稿
 ターコイズの炎の中で、僕は思ったことがある。

大火事の連鎖を止めるだの、ターコイズを説得するだの、そんなものは関係無いということ。


だけど、もうダメだ。
それを伝えることも出来ない。  と、あきらめかけた、その時。



炎の中で、母さんが見えた。母さんは僕を産んですぐ亡くなったらしい。
そのお母さんがなぜ…?

(龍牙。 龍牙いらっしゃい。あなたはまだ死ぬべきではないわ。)

 長くふわふわした髪に、太陽のような女性は僕を招いた。
ついていくと、僕は自然と炎を出ていた。

 あと何秒か遅かったら、死んでいただろう。



余裕をこいていたターコイズはびっくりしていた。
(ターコイズ……。)
僕は、最後の説得に出た。
(今、もう一度人とうまくやっていく気持ちは、龍神族にあるのかい?)

ぐぉあぁぁあ!(…なぜそこまで人間をかばう!黙ってこちらにつけばいいものを!)

(…人間は、すばらしいんだ。うまく言えないけど、龍神族ともうまくやっていけるはず…)

ターコイズの表情が少しゆるんだ。

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