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汚染 98

[111]  ふく  2009-04-25投稿
昨日会えなかったから
今日がまた大切な日

貴方と待ち合わせをして
会える瞬間が好き

貴方の為にお店を探して予約して
それが私の楽しみ
向き合うよりも横並びの席を選ぶ
私はその方が好き
貴方との距離が縮まるから

貴方との食事はすごく楽しい
何でもない話
貴方の声を聞ける時間が好き
どきどきしてはっきり言ってあまり貴方とした話は覚えていない
私に対する想いや私としたい事
次は何処に行こうとか
そういう事だけはしっかり覚えている
何て都合の良い頭なんだろう

お店を出て公園に行くのが恒例になった
貴方もその時が好きだと言った
音楽も無い人気もあまり無い
そんな空間が大好き
手を繋いで歩き
ベンチに座り
暖かい飲み物を買って
貴方が隣で煙草を吸って
肩を抱かれて貴方に身を寄せて
目が合えばキスをして愛を語る
何て素敵な一時なんだろう

この日貴方が付き合おうと言った
躊躇いもなく受け入れた
私達の『付き合う』とは普通とは違う
だけどそれでもいい
貴方がちゃんと私と付き合いたいと言ってくれたから
ずっとこうなる事を望んで来た
だから過去の苦しみも未来の暗闇も今は忘れた

恋人になる
何だか信じられなくてただ貴方の腕に気持ちを委ねた
これで良かったんだ
例え近い未来
貴方に見放される時が来ても
今感じている幸せは宝物になる

今日は帰ってもきっと寂しくない
貴方との関係は曖昧ではなくちゃんと築かれたから
未完成な形でもちゃんと貴方の『彼女』になったから

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