携帯小説!(PC版)

愛さがし

[221]  黒野 絵美  2009-04-26投稿
朝いつものように赤いランドセルしょってアパートをでる。
オレンジの古びたアパート。
正面玄関をでたらすぐ左に曲がる。
次の角をまた左に曲がると学校到着。
うちは学校の真裏だからね。

道を挟んで右側の小路から男の人が歩いてきた。
「こっちおいで」手招きしてる。
『知らない人にはついていっちゃいけません』な、なんで行っちゃうのぉ?!
小路を入ってすぐ左がその人の家らしい。
その人は玄関のドアを開けてわたしを中に入れると「後ろ向いて、ちょっと待ってて」
何かもらえるのかな?

つ、つめた!…頭…え…頭に水かけられた…?
「ありがとう。もう行っていいよ」
すたすたわたしはまた玄関を通って右に曲がり、また右に曲がって歩いていく。
あ、加藤さん、「おはよ」
「おはよぅ。ねぇ、髪になんかついてるよ?」
「うん…は?水じゃないし。牛乳だった。なにあの人。変な人!」

誰にも言わなかった、本当のことは。
黒野さん頭に鳥の糞かけられたんだって、ってからかわれても構わなかった。
言わなくてよかった。
今の時代なら殺されてたかも。
バカ、わたし…

感想

感想はありません。

「 黒野 絵美 」の携帯小説

ノンジャンルの新着携帯小説

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス