リアル都市伝説
私は友達から、都市伝説というものを聞いた。
『赤い目の彼女がマンションの部屋から、通勤路を通る僕を見ていて……』
と、続く話だ。
そんな話を聞いた翌日、私は話に出てきたマンションへ向かった。そのマンションは、私の住んでいるマンションから歩いて10分くらいのところにある。櫻井マンションというマンションだ。普通、都市伝説に出てくるマンションは、NマンションとかYマンションなどと、名前は伏せているものだ。しかし、私が友達から聞いた話に出てきたマンションは、名前がはっきりしていた。友達がもともとの都市伝説に手を加えた話かもしれないと、今になって思い初めた。でも、どうして櫻井マンションなのだろうか?そんな事を考えているうちに、櫻井マンションに着いた。
私『ここが櫻井マンション…』
昼なのに薄暗く、なんとなく不気味なマンションだ。確か友達の話では507号室。私はエレベーターで行こうとしだが、故障していたため、薄暗い階段を登って行くことにした。
友達の話では、人の名前もはっきりしていた。首を吊っていた、赤い目の〔彼女〕の名前は〈青海 薫〉。私と同姓同名だ。通勤路を通る〔僕〕の名前は〈伊東 大輝〉。私の勤めている会社の、上司の名前と同姓同名だ。
ピピピピピ!
携帯の着メロが、薄暗い階段に響く。どうやら電話のようだ。携帯を取ろうとカバンを開けるのとほぼ同時に、着メロが止んだ。携帯を取るのをやめ、カバンを閉めた。気付くと5階だった。私は、階段党を抜け、廊下に出て、507号室を目指して歩き出した……………
続く
『赤い目の彼女がマンションの部屋から、通勤路を通る僕を見ていて……』
と、続く話だ。
そんな話を聞いた翌日、私は話に出てきたマンションへ向かった。そのマンションは、私の住んでいるマンションから歩いて10分くらいのところにある。櫻井マンションというマンションだ。普通、都市伝説に出てくるマンションは、NマンションとかYマンションなどと、名前は伏せているものだ。しかし、私が友達から聞いた話に出てきたマンションは、名前がはっきりしていた。友達がもともとの都市伝説に手を加えた話かもしれないと、今になって思い初めた。でも、どうして櫻井マンションなのだろうか?そんな事を考えているうちに、櫻井マンションに着いた。
私『ここが櫻井マンション…』
昼なのに薄暗く、なんとなく不気味なマンションだ。確か友達の話では507号室。私はエレベーターで行こうとしだが、故障していたため、薄暗い階段を登って行くことにした。
友達の話では、人の名前もはっきりしていた。首を吊っていた、赤い目の〔彼女〕の名前は〈青海 薫〉。私と同姓同名だ。通勤路を通る〔僕〕の名前は〈伊東 大輝〉。私の勤めている会社の、上司の名前と同姓同名だ。
ピピピピピ!
携帯の着メロが、薄暗い階段に響く。どうやら電話のようだ。携帯を取ろうとカバンを開けるのとほぼ同時に、着メロが止んだ。携帯を取るのをやめ、カバンを閉めた。気付くと5階だった。私は、階段党を抜け、廊下に出て、507号室を目指して歩き出した……………
続く
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