携帯小説!(PC版)

明日へ

[391]  夏姫  2009-04-26投稿
今日大好きだった人に振られた
私は この世界の景色が
全て 色を失った気がした
死にたくなるほどつらいって
こういうことを言うんだと思った


外を見れば
あなたといた日々が蘇る
街を歩けば
カップルが羨ましく思える


楽しかった時間
忘れることの出来ない思い出が
いつも以上に鮮明で
胸が苦しくなる


泣いても取り戻せない空間
笑っても一人だという現実
その全てが強烈で
投げ出したくなる


どうすれば楽になれるのだろう
どうすれば終わらせられるだろう
分からない
だからこそ
前を向かなければならない


忘れることが出来ないなら
思い出として残そう
それが
私にできる唯一のことだから


一人で泣くのはやめて
誰かと共に歩む道を選ぼう
そうすればまた
幸せの花が
咲くだろう

いつの日か
自分色の花が
咲くだろう

朝日の日差しを浴びて

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