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制服時代??

[218]  なぉ  2009-04-27投稿
中野は戸惑っていた。
でも私の問いかけに
ゆっくりと中野らしく誠実に話してくれた。

「俺と久遠と瑞木は、保育園が一緒で…瑞木は途中から幼稚園に行ったけど、親同士仲良くて俺ら三人、兄弟の様に育ってきた…」

私と出会う前の理沙…
そんなに小さい頃から三人は仲良かったんだ。


「瑞木の気持ちは、俺も感じてた。けど久遠は……」

中野は言葉を飲んだ。
きっと久遠には、気持ちがなかったか、他にあったか…どちらかだろう…

「でもある日、久遠が寝ている瑞木に…」

「知ってる…キスしたんだよね?…理沙喜んでた」

「あれは、罰ゲームだったんだよ」

「…罰ゲーム?」

「しかも本当は、俺がするはずだった…」

予想外の真実に私は言葉が出なかった。

「最低…だろ?」

「……」

中野の声は震えていて、下を向いたままだった。

じゃぁ、理沙の気持ちはどうなるの?罰ゲームでキスとかキスってそんな簡単なものなの?

私にはわからなかった。

「なんで久遠が?」

「俺をかばってだと思う…」

「理沙はその事…」

「知らないはずだ…」

「…そう」

頭がショートした感じ。
中野が家まで送ってくれたけど二人とも無言だった。

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