携帯小説!(PC版)

トップページ >> ノンジャンル >> 読みヤスイ小説3

読みヤスイ小説3

[345]  2009-04-28投稿
俺は小説が嫌いだ。

文字を読むと眠くなる

そんな俺が、ゲーム屋で見つけた本

「読みヤスイ小説」

目次に惹かれて買ったのだが

俺の読みたいのは3章だけだ


とりあえず、家に持って帰ってもう一度ページをめくって見る

・・やはり3章のページは白紙だ

「クソッ・・」

俺はため息をつきながらページを前に戻した。

見てみると、2章のページも白紙。

なんだコリャ・・・?

パラパラっと、めくると全てのページに文字がズラズラと書かれている


「ハァ・・・」


俺は、諦めて目次の次のページをめくった


(最初から、しっかり読んでクダサイね)

見開き2ページにわたって太い大きな字で書かれてあった


「ハイハイ、わかりましたよ」


俺は、次のページをめくった。

(第1章 源氏物語

作者・紫式部
訳・与謝野晶子

1巻 桐壷

紫のかゞやく花と日の光思ひ〜)


「・・・・・・・・・・・読む気うせた」

俺がボソッと呟くと、文字が霞んで消えてしまった

・・なんてこった!


呆然としていると、

また文字が浮かんできた

(1巻 桐壷 紫のかがやく花と日の光思ひあはざる〜)


「・・・・・全然わかんねーよ」


(1巻 桐壷 紫のかがやく花と日の光思ひあはざる〜・・・・・・・・


・・・・要するに、着物を着ていた時代の色男の情事。)


「おぉっ!源氏物語ってそうだったのか!」

俺はポンッと手を打った

(源氏ファンさんごめんなさい・・・)


は?「何それ?」

最後の一行は意味不明だが、読んだからよしとしよう。


俺は次のページをめくった

(第2章〜)



あら?1章は、もう終わったのか・・早いな

感想

感想はありません。

「 冴 」の携帯小説

ノンジャンルの新着携帯小説

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス