つながり(3)
なぜか無性に悲しかった。
お金なんていらないのに…
しかも、こんなに…
コウキの犯罪名…
覚せい剤所持。
販売目的。暴行。など…
何度通っただろうか…
雑誌の差し入れ、シャンプー、手紙…
たった10分の面会時間。
何を話そうかいつも考えていた。
ある日、見知らぬ番号からの電話。
誰だろう?…
電話に出てみると、コウキの知り合いらしく、コウキの事で話があるから出てきてという。
家の裏の通りにべたづけされた高級車。
フルスモーク…
イヤな感じがした。
ドアが開くと、でかい男の人が二人。
車に乗り込むと、どこへ行くのか高速を飛ばした。
デカイ家。
そこには、電話してきた本人がいた。
いかにもヤクザっぽい。
時々シャツから見える、入れ墨…
緊張して中に入ると、その男の人は「ごめんな」と言い出した…
薬を売らせていたのは、この人らしい…
オレンジジュースが出てきた。
何かイヤな感じがした…
苦い…
薬?…
その男は、この家に住まないか?と言い出した。
生活費も出すからという。もちろん断ったが、かなり金まわりが良いようだ。
それから毎日のように連絡があったが、その人も逮捕され、それ以来連絡はとっていない。
そんな事があったのかは、コウキには言わなかったが…
コウキは留置所から裁判も終わり、刑務所にいった。
刑務所は身内しか面会が出来ない。
コウキは籍を入れて欲しいといってきた…
まだ未成年のユミには親の承諾が必要だった。
普通は無理だと言うだろう…
事情を話すと親は泣いていた。
会えない連絡がとれない日々…
だんだん気持ちが落ち着き、ユミは専門学校に行く事にした。
入学当日。
まわりは男だらけ…
女はユミ一人だった…
他に女子がいると聞いていたが…聞くと、どうやら辞めたらしい。
登校当日。
いつもの恒例、自己紹介…
みんな、どーやらイイ人そうだった。
3人の男子が声をかけてきた。
そのキッカケで仲良くなり、ボーリング、カラオケ、ドライブいろんな所に連れてってくれた。
その中で一番仲がよかったカズキ。
いつの間にか、2人で遊ぶ事が多くなっていった。
好きではなかったが、コウキを忘れる為ちょうどよかった。
なんとも言えない関係。
肉体関係。
でも彼氏はいらない。
お金なんていらないのに…
しかも、こんなに…
コウキの犯罪名…
覚せい剤所持。
販売目的。暴行。など…
何度通っただろうか…
雑誌の差し入れ、シャンプー、手紙…
たった10分の面会時間。
何を話そうかいつも考えていた。
ある日、見知らぬ番号からの電話。
誰だろう?…
電話に出てみると、コウキの知り合いらしく、コウキの事で話があるから出てきてという。
家の裏の通りにべたづけされた高級車。
フルスモーク…
イヤな感じがした。
ドアが開くと、でかい男の人が二人。
車に乗り込むと、どこへ行くのか高速を飛ばした。
デカイ家。
そこには、電話してきた本人がいた。
いかにもヤクザっぽい。
時々シャツから見える、入れ墨…
緊張して中に入ると、その男の人は「ごめんな」と言い出した…
薬を売らせていたのは、この人らしい…
オレンジジュースが出てきた。
何かイヤな感じがした…
苦い…
薬?…
その男は、この家に住まないか?と言い出した。
生活費も出すからという。もちろん断ったが、かなり金まわりが良いようだ。
それから毎日のように連絡があったが、その人も逮捕され、それ以来連絡はとっていない。
そんな事があったのかは、コウキには言わなかったが…
コウキは留置所から裁判も終わり、刑務所にいった。
刑務所は身内しか面会が出来ない。
コウキは籍を入れて欲しいといってきた…
まだ未成年のユミには親の承諾が必要だった。
普通は無理だと言うだろう…
事情を話すと親は泣いていた。
会えない連絡がとれない日々…
だんだん気持ちが落ち着き、ユミは専門学校に行く事にした。
入学当日。
まわりは男だらけ…
女はユミ一人だった…
他に女子がいると聞いていたが…聞くと、どうやら辞めたらしい。
登校当日。
いつもの恒例、自己紹介…
みんな、どーやらイイ人そうだった。
3人の男子が声をかけてきた。
そのキッカケで仲良くなり、ボーリング、カラオケ、ドライブいろんな所に連れてってくれた。
その中で一番仲がよかったカズキ。
いつの間にか、2人で遊ぶ事が多くなっていった。
好きではなかったが、コウキを忘れる為ちょうどよかった。
なんとも言えない関係。
肉体関係。
でも彼氏はいらない。
感想
感想はありません。