触れること?
俺は笠原 凪(かさはら なぎ)。俺には、訳ありで同居してる奴がいる。
それが…宮内 零(みやうち れい)。
同居したのは、去年の夏…。俺の親父(俺が中三の時亡くなった。)の友達…つまり、コイツの親父の会社が倒産しちまって、借金に追われちまった時、零だけは嫌な思いさせない為に俺に預けた…。
零は、俺の三つ下の17歳。高校は家の事があったから中退したらしい。
男一人暮しである俺のとこ来んのは、最初はかなり抵抗してた。俺に話しかけんのにもなんか怯えてた。でも最近は…慣れてきたからか…。
「凪!凪ってば!」
…フツーに話しかける。
零は、二重の目で俺を見つめてくる。思わず脈打ち、サッと視線をずらす。
「今日、休みでしょ!?どっか連れてって!」
「あー?まぁ、おまえが脱いでくれたら…考えんでも…。」
次の瞬間、
バキィィィィィ!!!
…という音が響き、俺は目を回すハメになった。
「なんてこというのよ!ふざけんな!!変態!」
この鉄拳がなけりゃ…なけりゃ…。
言い忘れたが、コイツと俺は付き合ってる。
去年の秋、コイツが徐々に心を開くのと同時に俺も脈を打ち始めた。
そして、しばらくしてコイツに告られた。
嫌らしい話になるが、俺とコイツは夜を共にしたなかなんだ。でもそれ以来、もうやってねぇんだよね…。
やれやれ…零の言う通り俺は変態だな…。(少し反省…)
詫びという訳ではないが、俺達はその辺をぶらぶらすることにした。
「うわー!寒いー!!」
「ありえねぇ…くそサビー…。」
真冬の風にあたりまくり、二人して身を震わせる。とりあえず、これ以上外にいたら凍えるので喫茶店へ向かった。
「もー半年になるんだね〜私が凪のとこに来てから…。」
「あぁ?あー…もうそんな経つんだ…。」
俺はコーヒーを啜りながら呟いた。零はミルクココアを啜り、俺に向き直る。
「ねー、凪!好きな物ある?」
俺は少し悩みぽつりと呟く。
「や…ねぇけど……なんで?」
零は、明るく
「べっつにー…?」
と、明らかにずらした。
なんだ…?誕生日はまだまだ、先だしな…。
疑問を抱えたまま、俺達は戻った。
それが…宮内 零(みやうち れい)。
同居したのは、去年の夏…。俺の親父(俺が中三の時亡くなった。)の友達…つまり、コイツの親父の会社が倒産しちまって、借金に追われちまった時、零だけは嫌な思いさせない為に俺に預けた…。
零は、俺の三つ下の17歳。高校は家の事があったから中退したらしい。
男一人暮しである俺のとこ来んのは、最初はかなり抵抗してた。俺に話しかけんのにもなんか怯えてた。でも最近は…慣れてきたからか…。
「凪!凪ってば!」
…フツーに話しかける。
零は、二重の目で俺を見つめてくる。思わず脈打ち、サッと視線をずらす。
「今日、休みでしょ!?どっか連れてって!」
「あー?まぁ、おまえが脱いでくれたら…考えんでも…。」
次の瞬間、
バキィィィィィ!!!
…という音が響き、俺は目を回すハメになった。
「なんてこというのよ!ふざけんな!!変態!」
この鉄拳がなけりゃ…なけりゃ…。
言い忘れたが、コイツと俺は付き合ってる。
去年の秋、コイツが徐々に心を開くのと同時に俺も脈を打ち始めた。
そして、しばらくしてコイツに告られた。
嫌らしい話になるが、俺とコイツは夜を共にしたなかなんだ。でもそれ以来、もうやってねぇんだよね…。
やれやれ…零の言う通り俺は変態だな…。(少し反省…)
詫びという訳ではないが、俺達はその辺をぶらぶらすることにした。
「うわー!寒いー!!」
「ありえねぇ…くそサビー…。」
真冬の風にあたりまくり、二人して身を震わせる。とりあえず、これ以上外にいたら凍えるので喫茶店へ向かった。
「もー半年になるんだね〜私が凪のとこに来てから…。」
「あぁ?あー…もうそんな経つんだ…。」
俺はコーヒーを啜りながら呟いた。零はミルクココアを啜り、俺に向き直る。
「ねー、凪!好きな物ある?」
俺は少し悩みぽつりと呟く。
「や…ねぇけど……なんで?」
零は、明るく
「べっつにー…?」
と、明らかにずらした。
なんだ…?誕生日はまだまだ、先だしな…。
疑問を抱えたまま、俺達は戻った。
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