七つ目の七不思議?
一方、放送室前では…
「おい!美映!ここにいるのは分かってるんだぞ!ここ開けろよ!」
愛子は放送室のドアを激しく叩きながら怒鳴った。教室の中では椅子に座って机に置いたこっくりさんに使うような五十音のひらがなが書かれた紙と十円玉をいじりながらドアを見つめて楽しそうにニヤニヤと笑う美映がいた。
「シカトしても無駄だぞ!早くここから出せよ!」
(馬鹿な女…自分のせいでこんなことなってるのに自分のことしか頭にないなんて…)
美映は椅子から立ち上がるとドアの方に近づいた。
「何をしてもこのドアは開かないわよ。」
「は…?何言ってんの?」
「開けてほしいなら、こっくりさんとの鬼ごっこに勝つことね。」
「意味分かんないこと言ってないでここ開けろよ!」
美映はそんな愛子の言葉を無視して机に向かうと紙の上に置いた十円玉に人差し指を置き、マイクのスイッチを入れた。
「ゲーム…スタート…」
「おい!美映!ここにいるのは分かってるんだぞ!ここ開けろよ!」
愛子は放送室のドアを激しく叩きながら怒鳴った。教室の中では椅子に座って机に置いたこっくりさんに使うような五十音のひらがなが書かれた紙と十円玉をいじりながらドアを見つめて楽しそうにニヤニヤと笑う美映がいた。
「シカトしても無駄だぞ!早くここから出せよ!」
(馬鹿な女…自分のせいでこんなことなってるのに自分のことしか頭にないなんて…)
美映は椅子から立ち上がるとドアの方に近づいた。
「何をしてもこのドアは開かないわよ。」
「は…?何言ってんの?」
「開けてほしいなら、こっくりさんとの鬼ごっこに勝つことね。」
「意味分かんないこと言ってないでここ開けろよ!」
美映はそんな愛子の言葉を無視して机に向かうと紙の上に置いた十円玉に人差し指を置き、マイクのスイッチを入れた。
「ゲーム…スタート…」
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