ノンフィクションの愛の結末?
後日…
塾での突然の出来事だった。
『先生ー、翔は?最近いなくない?』
「えっ?塾やめたよ。聞いてないの?」
『えっ?』
思わず心は聞き返した。
「引っ越しだって」
『えぇーーー?!聞いてないし!!』
「心ちん、声でかい!!」
心は先生から[心ちん]呼ばれている。本人たちは何気に気に入っているらしい。
心は返事もせず、すっかり憔悴して教室へ帰った。
『冬香ぁ(ふゆか)〜(泣)』
「心ちゃん!どうしたの?」
『翔が引っ越しで塾やめちったぁー!!』
「えー?!」
『どうしよ…。翔〜〜〜』
「取りあえず、メール送ってみたら?」
『あっ、そっか。でも、なんて送ればいいの〜?(泣)』
心の一喜一憂は激しい。
「落ち着いて!携帯貸して」
冬香はそう言うと心の携帯のメール画面を開いた。
「あたしが、アドバイスするから!ねっ?」
『うん…』
「まず、何で引っ越したか聞いてみなきゃ」
『分かった』
【田崎先生に聞いたんだけど、何で引っ越したの?】
送信。
「相変わらず早業だね…」
メールの早打ちは心の得意技だ。
『早くないよ。返事来ないよ〜(泣)』
「まだ1分も経ってないでしょ?!」
『ふぇ〜ん(泣)』
更に3分後
ヴー、ヴー
心の携帯のバイブ音が教室に響いた。
「『メールだ!!」』
続く…
塾での突然の出来事だった。
『先生ー、翔は?最近いなくない?』
「えっ?塾やめたよ。聞いてないの?」
『えっ?』
思わず心は聞き返した。
「引っ越しだって」
『えぇーーー?!聞いてないし!!』
「心ちん、声でかい!!」
心は先生から[心ちん]呼ばれている。本人たちは何気に気に入っているらしい。
心は返事もせず、すっかり憔悴して教室へ帰った。
『冬香ぁ(ふゆか)〜(泣)』
「心ちゃん!どうしたの?」
『翔が引っ越しで塾やめちったぁー!!』
「えー?!」
『どうしよ…。翔〜〜〜』
「取りあえず、メール送ってみたら?」
『あっ、そっか。でも、なんて送ればいいの〜?(泣)』
心の一喜一憂は激しい。
「落ち着いて!携帯貸して」
冬香はそう言うと心の携帯のメール画面を開いた。
「あたしが、アドバイスするから!ねっ?」
『うん…』
「まず、何で引っ越したか聞いてみなきゃ」
『分かった』
【田崎先生に聞いたんだけど、何で引っ越したの?】
送信。
「相変わらず早業だね…」
メールの早打ちは心の得意技だ。
『早くないよ。返事来ないよ〜(泣)』
「まだ1分も経ってないでしょ?!」
『ふぇ〜ん(泣)』
更に3分後
ヴー、ヴー
心の携帯のバイブ音が教室に響いた。
「『メールだ!!」』
続く…
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