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SENGOKU ELEVEN〜PROLOGUE〜

[504]  イレブン  2009-05-01投稿
桜が散る


こう言うと、春の終わりを告げたようだが、実際そうでも無い


東北地方などの開花が遅い地域以外の地域では、大体学校の入学式前には開花し、入学式には散り始めている


桜が散るのは、それぞれの人のスタートをも意味している


ここにも、スタートをしようとしてる少年がいた


桐島 大祐(キリシマ ダイスケ)


ここ、「千石学園高校」
に新しく入学する生徒

千石学園は
神奈川県に位置する


学力的にも悪くない学校で
部活動は運動部も文化部も盛ん


桐島がこの学校を志願した理由はサッカーに力を入れてるから


桐島は中学時代
部活でキャプテンとして関東大会まで進んだことがある


千石学園は現2〜3年の世代の力が強化されつつあり、冬には神奈川県内のカップ戦で準優勝するなど、選手権出場の裏候補だ


つまり桐島のように、サッカーをやりたくて高校に進む物達にとっては申し分ない高校だった


しかし…

この学校のサッカー部にはとある問題があった
いや、問題が起こる…

そんな事を知らない新1年は
部室へ向かうのであった…



※この小説に出てくる学校名、人名等はすべて架空のものです

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