RED SIGNAL 10
さて、颯さんの力の片鱗を垣間見た気がした会話をしていた頃、黒スーツ連中も動きだしていた。
颯さんはいち早く察知してバイクにまたがっていた。―しかし、本当に真っ赤なバイクだな・・・。―\r
「ほれ、被れ。」
そう言って、ヘルメットを投げる。
「え?いや、これ僕が被ったら、蒼な、んんっ、颯さんが被る物は?」
警察に怒られますよ、と
付け加える。
まあ、こんなの聞く人だとは思わないけど・・・。
「ふん、サツがどうした。いいから行くぞ。」
やっぱな。
僕は真っ赤なヘルメットを被って、後ろに乗る。
そして走りだす。
駐車場を出てすぐ。
黒い車が追ってきた。
3台、いや4台か。普通乗用車(たぶん改造済み)が追ってくる。
でも、何故かバイクの方が速い。
何このバイク。
ただの改造車じゃない。
その疑問を僕は口に出す。「当たり前だ。こいつはとある奴から買った物でな。なんつったって???円だぞ」・・・は?今なんつった?いくらだって?何か聞いた事無いような単位が。
僕の思考が停止している間にも追跡劇は続いてる。
気付いたら車は8台になっていた(走ってる途中に合流したらしい)。
「うし。そろそろいいか。」そんな言葉を残して颯さんはバイクを急旋回させて、止まる。
車連中を睨み付けるように向かい合う。
車連中も止まる。そして中からずらずらと黒スーツ連中が出てくる。
本当に本当に本当に漫画みたいなシチュエーション。絶対闘うんだろうな。
颯さんはいち早く察知してバイクにまたがっていた。―しかし、本当に真っ赤なバイクだな・・・。―\r
「ほれ、被れ。」
そう言って、ヘルメットを投げる。
「え?いや、これ僕が被ったら、蒼な、んんっ、颯さんが被る物は?」
警察に怒られますよ、と
付け加える。
まあ、こんなの聞く人だとは思わないけど・・・。
「ふん、サツがどうした。いいから行くぞ。」
やっぱな。
僕は真っ赤なヘルメットを被って、後ろに乗る。
そして走りだす。
駐車場を出てすぐ。
黒い車が追ってきた。
3台、いや4台か。普通乗用車(たぶん改造済み)が追ってくる。
でも、何故かバイクの方が速い。
何このバイク。
ただの改造車じゃない。
その疑問を僕は口に出す。「当たり前だ。こいつはとある奴から買った物でな。なんつったって???円だぞ」・・・は?今なんつった?いくらだって?何か聞いた事無いような単位が。
僕の思考が停止している間にも追跡劇は続いてる。
気付いたら車は8台になっていた(走ってる途中に合流したらしい)。
「うし。そろそろいいか。」そんな言葉を残して颯さんはバイクを急旋回させて、止まる。
車連中を睨み付けるように向かい合う。
車連中も止まる。そして中からずらずらと黒スーツ連中が出てくる。
本当に本当に本当に漫画みたいなシチュエーション。絶対闘うんだろうな。
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