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バレーコートが血に染まる…(後編)

[774]  MISAKI  2009-05-02投稿
目を覚ますとどこか分からない…すると何処からか安心する声…
「…き…み…さ…き」
誰…?
「みさきっ!!!よかった…めが覚めて…大丈夫か?急に倒れたけびびったし(笑)」
…和也?えっ…どうして和也がここに…
あたしは気づくと和也に抱きついていた。
「和也ぁッッ生きてたんだね…っ」
「なにいってんだよ?変な夢でもみたんかぁ?」 和也はそう言ってあたしの頭をくしゃくしゃとなでた。
それからは何事もなかったように和也とデートしたりご飯食べたり宿題したりして楽しい日々を送っていた。今日もいつものようにあたしを家まで送ってくれてバイバイをした。するとお母さんが出てきてあたしに
「あんた誰と話してたの?こんな遅くまで毎日一人で…」
と意味の分からないことを言う。
「はぁ?なにいってんの?みたらわかるじゃん和也だよ和也っ!」
あたしが指をさすとそこには首がないひとがたっている…
「ひっ…」
あたしが叫び声をあげると辺りは真っ暗になり
首がないひとがちかずいてくる…
「きゃああっ!」
あたしは目をつぶり叫んだ。すると…暖かい安心する声…と安心する手
「俺はもうお前に会うことはできないけど見守ってるからな…いっしょにいられなくてごめんな…」
あたしが
「和也…」
と言ったときあたしは目を覚ました。
「みさきっ大丈夫?」
ななの声…
「和也…和也は…?」
あたしはななにきいた
「和也君は…ッッ」

ー…嘘ッッ…
「嘘でしょ…和也が…和也が死んだだなんて!」 ななは泣きながらしたをむく。
「嘘っていってよぉっあたし…さっきまで和也とご飯食べてたし…デートもしてたっキスだってしたんだよ?!和也がもういないなんて…嘘よぉっ」
「みさきっ…」
分かってる…和也が死んだってことでもみとめたくなかったんだとおもう…
次の日和也は灰になった私は2日も意識不明だったらしく葬儀の日を延長していたらしい。
私はもうなかない和也とは夢であえるから
いつだってあえる…
ほらきみの後ろにも…

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