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ノンフィクションの愛の結末?

[388]  2006-07-14投稿
【じゃあ、今度遊ぼうか】

翔からのメールだ。


「やったじゃん!!!」


冬香も叫んだ。その時…


「心ちん、冬ちゃん叫ばないの!!」


田崎先生…。


「『すみません…」』

でも、心は嬉しくて嬉しくて嬉しすぎて、田崎先生の言葉を聞き流してました。


『相変わらず短文だし、句読点ないけど嬉しい♪♪』
「心ちゃん、早く返事しなきゃ!!」
『うん☆★』

【やったぁ♪♪いつ、どこで遊ぶ??】

【2週間後でどう?ボーリング行くベ。俺、友達連れていくから】

『…だって。冬香はヒマ?』
「あたし部活だよ〜。一葉(かずは)ちゃんは?」

一葉は他の中学校の友達だ。って、言っても、今まで出てきたみんな(田崎先生以外)はそれぞれ違う中学校なのだ。

『そっかぁ…。じゃあ、一葉に聞くね♪♪』
「心ちゃん、その前に翔くんに返事は?」
『あっ…忘れてた!!(笑)』


このあと、大爆笑して田崎先生に怒られたのは言うまでもない。


そうして、翔の言う通り[2週間後にボーリングに行く]ことになった。一葉も部活の為、心は一葉と同じ中学校の瞳(ひとみ)を連れて遊びに行くことにした。瞳とはメールだけの関係で、実際に会うのはその日が初めてということになる。


そして、いよいよ当日。


続く…

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