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(仮)消えた男…陰の薄い恋…18

[365]  月の狼  2009-05-03投稿
2.絶望

轟刑部「おい!…そこのアンタ!なに言ってるんだ!?安野 丈 は火事で焼死したんだろ!?…」

小田 真理は轟刑部の言葉にハッと我に返った!
しかし錯乱してるせいか…全身が震えて今にも凍死してしまうようにも見える…
それでも必死に語りはじめた…

真理「火…火事で死…死んだ…のは…同…同僚の…浦道…浦道 徹(ウラミチ トオル)よ…」

香「えっ!?…浦道 徹って…あのプロジェクトチームの!?」

真理「えぇ…そ…そうよ…私…私は…安野…を…殺…殺そう…と思い…部屋…の中…に潜んで…いたわ…そしたら…浦…浦道が…入って…部屋に…入って来た…のよ…浦…浦道は…優秀…だ…だったけど…あの…デ…デスク…が…轟…轟刑部と同…同じ…で…金…金になる…と…思…思い…安野 丈 の…部屋…に…ラ…ライター…を…ライト変わりに…して…忍び…忍び込…込んだ…のよ…そこ…そこへ…安…安野…が帰って…来たから…慌てて…隠れ…て…だけど…安野が…また…直ぐ…直ぐに出て…行って…しまった…から…早…早く…部屋から…出て…行こう…と…した…んだけど…なに…か…に足を…滑ら…せて…倒れた…時に…頭…頭を打つけて…気絶…して…その時に…運悪く…灯油…灯油を倒して…手…手に…持っていた…ライターが灯油…に引火…したの…よ…私は…浦…浦道の…マヌ…マヌケな…行動…に呆れて…部屋…部屋を出たわ…暫く…安野を…探…探して…辺り…を…ウロウロした…所…に…安…安野…が戻って…戻って…来たわ…安野…は…燃えて…るアパート…アパー
トを暫く呆然…呆然…と見てたわ…それから…フラフラ…っと歩き…始めて…私…私は…バレない…ように…後を…付けたわ…安野は…安野は…公園…に入り…公園を…ウロ…ウロウロ…として…それで…それで…ベンチに…座り…コンビニ弁当と…ビールを…飲み…直ぐに…横…横に…なって…寝て…しまったわ…私…私は…様子を…見て…誰も…いない…誰もいない…のを確認…してから…安野の…所…に行き…首…首を…絞めて…殺した…殺したわ…あの…あの…感覚…は今でも…この…この手に…この手に…残って…残って…ハッキリと…残ってるわ…なのに…なのに…なんで…なんで…生きてるの…」

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