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○あなたの隣に○ No.6

[367]  スミカ。  2006-07-14投稿
別れてからちょうど1ヶ月たった日。いまだに隆史が心から離れてはくれなかった。
時間が解決してくれるものだと奈々美は思っていた。

奈々美はいつも通りに部活へ行った。すると、新しい男のコーチが来ていた。
「はじめましてー今日から女子バスケ部のコーチとして来ます。三宅といいます。よろしくお願いしますね。」
背は180ないくらいだろうか。髪の色は茶色で、バスケ一筋って感じのコーチだ。
練習が終わると、部員はみんなコーチに話しかけた。
「三宅コーチ!下の名前なんていうのぉ??」
「コーチ、何歳?」
「彼女いるの??」
前に同じようなカッコイイコーチがきたときも、同じようにみんなはコーチに話しかけていた。
奈々美は“またかぁ〜”という感じで話には参加せず、エリカと一緒に部室へ戻った。
「ねぇ、奈々美〜。三宅コーチ、かっこよくない?」
「うん、カッコイイと思うよ〜」
「着替えたら話しかけてみようよぉー」
「いいけど〜もしかしてエリカタイプなの?」
「ぅん、タイプかなぁぁ。。かっこいいじゃん!」
二人はさっさと着替えをすませ、三宅コーチの元へ向かった。
「三宅コーチ!」
「あぁ、奈々美ちゃんと、エリカちゃんだよね?」
「すっごーぃ!もう名前覚えてくれたの?」
「まだ、全員の名前覚えられてはないけどね・・」
「コーチさぁ、今何歳?」
エリカは緊張する様子もなく質問した。
「俺は23歳だよー。」
「えっっ、ぢゃぁ・・・8歳も違うんだ??」
奈々美が指を折って数えて言った。
「そうだねぇ〜ってかまだ15歳?ワカッ!!」
「若いでしょぉ〜☆」
エリカは目を輝かせながら答えた。奈々美はただ笑っていた。

「奈々美〜三宅コーチのことどう思う?」
「えっっ、どう思うって?」
「エリカさぁ、もっといい男かと思ったんだよね。笑>好きになるかもって思ったけど、でもなんか違ったなぁ〜23だしさぁ〜」
「そうなんだぁ。ハハハ」
エリカは分かるのかな…一度話しただけで、この人のこと好きだとか好きじゃないとか、わかるのかなぁ。

隆史と別れてから1ヶ月目の夜。隆史と出会った日の夢を見た。
朝起きたら、奈々美の目から涙がこぼれたいた。
大好きだよ…隆史。どうして行っちゃったの?
何も言わずに、どうして離れて行っちゃったの?
もう、元にはもどれないの…?

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