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LOVE&TRUTH〜恋の光 7

[343]  YUNA.  2009-05-04投稿



(LOVE&STARの題名を、


LOVE&TRUTHに変更させて頂きます。


大変お手数ですが、


ヨロシクお願い致し松。)




「…では、要件はそれだけだ。


各バンドごとに分かれて、練習をするように」


皆、バラバラに散らばった。


中には、違う教室に移動するバンドもいた。


「やったー♪SUMMERLIVEだって!」


ミサはギターを一鳴らしすると、そう言った。


「一年はライブって、初めてだからね」


同じバンドの、舞先輩が言う。


舞先輩は、


まさにストレートでツヤのある髪の似合う、


日本型(笑)の先輩だ。


「舞先輩って、去年もベースやってたんですか?」


「まあね。簡単だよ♪」


ミサは首を横に振る。


ちなみに私は、ドラムを担当している。


他にボーカルの愛先輩がいるけれど、


あいにく今日は休み。


高杉先輩達のバンドは、


高杉先輩と神谷先輩の他に、


白く髪を染めて目つきが鋭く、見た目通りキッパリしている近藤先輩、


赤く髪を染めいて、見かけとは少しギャップがあってMな、山本先輩がいる。


高杉先輩がボーカル、


神谷先輩がギター、


近藤先輩がベース、


山本先輩がドラム…


という具合だ。


「よし!じゃあ今日も一曲行くよっ」


舞先輩は気合い十分な顔つきで、


ベースを構えた。


色んなバンドの音が聞こえてくる。


でも自分も奏でれば、


全く気にならない。




…演奏が終わると、


何だか気持ち良かった。


「おぉ!レン来たか」


近藤先輩が叫ぶ。


「ほら、ギター」


と、高杉先輩。


最後に山本先輩が、


とにかくテンション高く大げさに騒いだ。


私達は、それを呆然と見ていた。



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