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LOVE&TRUTH〜恋の光 11

[365]  YUNA.  2009-05-05投稿



―かれこれ、30分は語り合ったか。


神様からのご褒美だと、


私は思った。


…しかし、それもつかの間、


ゾロゾロと同じ高校の男子達が集まって来た。


明らかに同学年ではないと思った。


「同じテニス部の先輩」


高二が三人と、


高三が四人らしい。


「何で?」


「こないだの試合で、俺がしくじったから呼び出されたんだ(笑)」


その笑顔は無理していると、一瞬で分かった。


「何々、彼女ぉ??」


「偶然会っただけです」


「ちぇ、つまんねー」


そう言うと一人が、


松本の胸ぐらを掴んだ。


「お前はそこで、コイツのカッコ悪い所見てろ」


私は一人の先輩に掴まれた。


「こないだはよくも…」


一人の先輩が、松本の頬を殴る。


そして違う先輩が松本を蹴った。


痛々しいうめき声が公園に響いた。


「あの…、すぐ戻るので放してもらっていいですか?」


「じゃあ、5分で戻って来いよ」


私は開放された。


私は警察に電話をした。


しかし「くだらない」と断られてしまった。


警察がダメなら…


私はファミレスへ向かった。


高杉先輩達なら、何とかしてくれそう…。


私は息を切らしながら行った。


「あっ!!」


繁華街を覗いた時、


彼らの姿があった。


「あ、あいつ…」


私は会えた事の喜びで、


早くも涙が出そうになった。


「…ふうん。了解っ」


まず最初に神谷先輩が了解してくれた。


そして次々と…。


私はまたしても涙が出そうになった。


そして私は、


公園に案内した。


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