エンブレム〜第一章〜?ー?
「まあ、良いじゃないですか…。在るものは有効活用しませんと…」
「いや、だからってそんな選択肢選ばなくても…」
なおも反論する俺を奏は手で制止した。
「私が良いと言ってるんです。まだ文句を言うのなら刺しますよ」
「…ああ、はい」
諦めた。
てか、分かりましたと言ってんだからポケットから早く手を出せよ。何か入ってるような気がして地味に怖いじゃないか。
「ナイフはポッケに常備です」
「…」
…ああ、そうでしたね。ええ、すっかり忘れてましたよその事を…。
さて、と…。
「なあ」
「はい」
「折角だしどっかで飯でも食いに行くか?今日は久し振りに奢ってやるからよ」
そう言うと奏はキランと目を光らせた。
「…場所は?」
「この町名物鬼好亭」
「幾つまで?」
「麦握りまで」
「…けち」
納得いかなそうに頬を膨らませた。
「五つも買ってやるんだから贅沢言うな」
そう言うと、奏はムンッと腕組みをした。
「…仕方ありません、後は勝手に頼みましょう」
「…」
最悪通りすぎて再凶だな…その思考回路…。
「いや、だからってそんな選択肢選ばなくても…」
なおも反論する俺を奏は手で制止した。
「私が良いと言ってるんです。まだ文句を言うのなら刺しますよ」
「…ああ、はい」
諦めた。
てか、分かりましたと言ってんだからポケットから早く手を出せよ。何か入ってるような気がして地味に怖いじゃないか。
「ナイフはポッケに常備です」
「…」
…ああ、そうでしたね。ええ、すっかり忘れてましたよその事を…。
さて、と…。
「なあ」
「はい」
「折角だしどっかで飯でも食いに行くか?今日は久し振りに奢ってやるからよ」
そう言うと奏はキランと目を光らせた。
「…場所は?」
「この町名物鬼好亭」
「幾つまで?」
「麦握りまで」
「…けち」
納得いかなそうに頬を膨らませた。
「五つも買ってやるんだから贅沢言うな」
そう言うと、奏はムンッと腕組みをした。
「…仕方ありません、後は勝手に頼みましょう」
「…」
最悪通りすぎて再凶だな…その思考回路…。
感想
感想はありません。