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LOVE

[126]  裕佳梨  2009-05-05投稿
私は高2の夏に
翔(しょう)を好きになった。
全然喋ったこともないし、ただの一目惚れだった。

それから冬になり、
気持ちを伝えられずに
半年になった。

その間、何人の人にも
告白された。
でもすべて断っていた。 翔に気持ちを伝えたくて…。

そしてある日、
『好きです。付き合ってもらえますか?』
あの翔から告白された。
すごく驚いた。
『えっ?』
思わず聞き返した。
『だめですか?』
私は大きく首を振った。
『実は私も前から好きだったんだ…。』
翔の顔を見ると、
驚いた顔をしながらも
顔が真っ赤だった。

翔は同級生でサッカー部のキャプテンで
普通にモテている方だった。

それからずっと毎日
一緒に学校に行き、
休日はいつも遊んでいた。
そして付き合って
1年が経ち、
いきなり裕佳梨は
腹痛で倒れ
救急車に運ばれた。

検査を終えると
裕佳梨だけ呼ばれた。

『裕佳梨さんは妊娠されてます。もう2ヶ月ですよ。』
医者は笑って言った。
私も喜んだ。
でも不安が頭の中によぎった。
翔に伝えたら
何て言うだろう。

ドアを開け、
翔の横に座った。
『どうだった?』
裕佳梨は
黙ってしまった。
『裕佳梨?』
『妊娠してたの…』
『うそっ…』
翔は俯いてしまった。
二人の間に沈黙が続く。
そして翔が口を開いた。
『産もうよ。』
『えっ』
『産もうよ!俺らの子供だよ。』
『うんっ!』
翔はその日から
毎日私を支えてくれた。

そして春がきて
二人で会った時に
『結婚しよう。』
キラキラ輝く指輪を用意していた。
私は悩まず答えた。
『うんっ!』
それから指輪を
指にはめてくれて
長い長いキスをした。

夏になり子供を産み、
幸せな毎日を送った。

〜おわり〜

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