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制服時代??

[216]  なぉ  2009-05-06投稿
男の子はずるい…
急に違う人みたいに感じる時がある。
つかめなくてまるで風のようだ…

大倉が合宿から帰ってきてまた私の毎日は騒がしくなりつつある。

「しかし、ひどいよな」

「なにが?」

「千夏ちゃん俺のこと興味なさすぎなんだもん」

「あはは…苦笑」

また昼休みは渡り廊下で、大倉とたわいもない話をする日々に戻っている。

「強化合宿の話は突然だったけど、行って良かった」

ほら…また。いつものチャラ男じゃない大倉の表情。

「良かったね…なんか変わって帰ってきたもん大倉」

「惚れた?」

「ないない」

「なんだよ〜」

なんともない話が心地いいって素直に思う。

大倉は太陽みたい。
それに反して久遠は月。

「なんかあったな」

「えっ?」

「あ〜そばにいたかったな」

「何言ってんのよ?」

口ではごまかしたけど見透かされたみたい…

「まぁ、いっか」

「ん?」

「俺には俺のやり方があるしな」

そういうと大倉は、太陽みたいにキラキラ笑った。

大倉は、何があったか聞かない。
だからこそあの笑顔が、私の胸を痛くさせる。

男の子はずるい…
優しくて、強いから。
つい頼りたくなる。
胸が切ない…

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