永遠に愛しい・・29
オスとメスだから
ちゃん、と、君
ていうのはわかったけど
その、ヒーっていうのと
ニチっていうのは
どこからきたんだろうか?
と、考えていると
晶の方から
「藤本昌平君の、昌っていう字
日っていう字でできてるでしょ?
私の、晶っていう字も
日っていう字でできてるでしょ」
「えっ・・?」
オレは頭の中で考えた
「あっ、うん、ほんとそうだなー」
「だから
その、日っていう字から
ヒーちゃんとニチ君!」
「なるほどー」
思わず納得しちゃってるオレ・・
それからも
オレは晶の不思議な発言に、いちいち納得したり
考えさせられたりと
すっかり晶ワールドに引き込まれていった。
やっぱり時々、仁先輩との事が気になり
何気な〜く聞こうかな
とも思ったが
そんな事にも
そんな事を気にしているオレにも、当然気付く様子もなく
晶は
腹を満たされた二匹のネコ
ヒーとニチ
とじゃれ合っていた。
オレも晶も
ペットを飼えないアパートに住んでいるため
来れる時は、できるだけ来る
という事に決め
可哀想ではあったが
ヒーとニチはそこに置いていくしかなかった・・
「明日も絶対来るからね
ここにちゃんといてね」
晶は、ヒーとニチを置いていく事に心を傷めているようで
歩きながら何度も何度も振り向いては
言葉をかけていた
オレも、そんな晶と
捨てられた事も、置いていかれる事も知らずに
ジッっと箱の中で、オレ達二人を見送るかのように、いつまでもこっちを見てる
ヒーとニチを見て
なんだか柄にもなく
せつない気分になった
と同時に
これから毎日、晶とここに来るのか
と、心はずんでしまったのも正直なところだ・・。
ちゃん、と、君
ていうのはわかったけど
その、ヒーっていうのと
ニチっていうのは
どこからきたんだろうか?
と、考えていると
晶の方から
「藤本昌平君の、昌っていう字
日っていう字でできてるでしょ?
私の、晶っていう字も
日っていう字でできてるでしょ」
「えっ・・?」
オレは頭の中で考えた
「あっ、うん、ほんとそうだなー」
「だから
その、日っていう字から
ヒーちゃんとニチ君!」
「なるほどー」
思わず納得しちゃってるオレ・・
それからも
オレは晶の不思議な発言に、いちいち納得したり
考えさせられたりと
すっかり晶ワールドに引き込まれていった。
やっぱり時々、仁先輩との事が気になり
何気な〜く聞こうかな
とも思ったが
そんな事にも
そんな事を気にしているオレにも、当然気付く様子もなく
晶は
腹を満たされた二匹のネコ
ヒーとニチ
とじゃれ合っていた。
オレも晶も
ペットを飼えないアパートに住んでいるため
来れる時は、できるだけ来る
という事に決め
可哀想ではあったが
ヒーとニチはそこに置いていくしかなかった・・
「明日も絶対来るからね
ここにちゃんといてね」
晶は、ヒーとニチを置いていく事に心を傷めているようで
歩きながら何度も何度も振り向いては
言葉をかけていた
オレも、そんな晶と
捨てられた事も、置いていかれる事も知らずに
ジッっと箱の中で、オレ達二人を見送るかのように、いつまでもこっちを見てる
ヒーとニチを見て
なんだか柄にもなく
せつない気分になった
と同時に
これから毎日、晶とここに来るのか
と、心はずんでしまったのも正直なところだ・・。
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