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LOVE&TRUTH〜恋の光 18

[412]  YUNA.  2009-05-06投稿



―翌朝。


私はミサを連れて、


2Aの前へ行った。


「誰か待ってるの?」


私達は振り返った。


わぉ!!


水城先輩だ♪


本物は、よりCOOLだなぁ〜♪♪


緑のメイクが、よりらしく見せている。


「実は…その、水城先輩に会いに…」


「うん?私?用は?」


サバサバと展開を切り換えていく。


「希未!」


「あ、レン!」


水城先輩は、少し乙女な顔になった。


「な?プリ通りだろ?」


私は目を輝かせた。


「この子は?」


「お前に憧れてんだってさ」


水城先輩は少し照れながら、


「えぇ〜、私別に、憧れる程の人間じゃないよ」


ミサは口をポカンと開けていた。


…朝礼のチャイムが鳴り、教室に続々と生徒が入る。


「希未、おは♪」


愛先輩が高杉先輩と手を繋ぎながら入っていく。


「よっ!レン!あとそこの一年二人♪」


私達は頭を下げた。


「さっ、君達も教室に戻りな?」


水城先輩が背を押した。


やっぱりカッコ良いな〜


私は浮かれたまま教室に入った。


「こら!何してるんだ」


金田が怒鳴る。…朝からかよ。


私達は席に着いた。


「えー、松本が警察に捕まった事だが…」


松本が捕まった?!


「井上さんさ、松本の彼女なんでしょ?」


渡辺さん…。


「共犯じゃん。早くお前も捕まれよ!!」


色んな所から、暴言が私に飛んだ。


「私だって…」


「私だって騙されたんだよっ!!何でも分かったように言わないで!!」


教室は静まり返った。


「……これで朝礼を終わる。次の授業の準備をしなさい」


私は下を向いて、


歯を食いしばった。



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