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制服時代??

[221]  なぉ  2009-05-07投稿
夕暮れの校庭に、やぐらが組まれちょうちんがぶらさがる。
見慣れた場所に魔法がかかる。
たった一夜の夢。

本部在席というのは、本部テントに座っているだけで暇な係。
一応アナウンスなど連絡係で座っている。

「千夏、髪伸びたね」

「ずっとくくってたからね」

夏祭りは、全員浴衣という意外は自由。
だから髪も浴衣に合わせてハーフアップにしてみた。
普段ポニーテールだから理沙ですら髪伸びたなんてことをしみじみ言ってきた。

夕日が沈み、空が夜に色を変える。
夏祭りは本格的になり、校庭に活気づく。
音楽も祭りはやし。
なんだか胸がわくわくしてきた。

「あっ桜と樋口君だ」

向こうの方から桜が手を降り、本部席に歩いてくる。

「桜、かわいい」

「千夏ちゃん、髪伸びたんだね」

桜まで言うの?
私が苦笑いしていると樋口君が笑った。

「前田いつもくくってたからだよ」

「そっか」

桜と樋口君っていいペアに思う

「樋口君、桜頼むね」

そう言うと二人は仲良くまわり始めた。

「樋口君だったけ?なかなかカッコいいんだね」

「理沙は一組だからね」

理沙と私はまるで母気分。
嬉しいけど寂しい…なんて変な気持ち。

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