携帯小説家 6
アナログとデジタルが電気製品にはあるが、もし、私がどちら派かといえば、完全にアナログ派になるだろう。
確かにデジタルというと、テレビやオーディオをとってみても、とても便利でクリアーなイメージがある。高画質、高音質。それに比べ、アナログというと、どこか古めかしい感じがする。しかし、私の育った時代「昭和」というのは、アナログ時代であったことは確かた。
レコードに針を落とすと、スピーカーからは、あのなんともいえない温かみのある音が流れてくる。聴きすぎて、擦り減ったレコードのプチプチという音もまたなんともいえない。
レーザーで信号を読み取るCDだが、ドーナツ盤の細かな凸凹に落としている針が、ダイヤモンドということすら、知らない世代は、増える一方だろう。
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