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?Rain LOVE〜華炎 5?

[311]  YUNA.  2009-05-07投稿



…翌朝。
合宿も三日目になった。
朝のライブも終わり、私達は明日で合宿が終わる事を残念に思っていた。
「梓姫ぃ、やったよ★」
ミサのテンションが半端ない。
「どうしたの?」
「今夜の花火、高杉先輩達のバンドと一緒の班だよぉ♪」
私はヤレヤレと頷いた。
「でも大丈夫?愛先輩もいるんだよ?」
「大丈夫!奪ってみせるよ!」
ミサは自信満々に言う。
「あとメアドも忘れずに貰わなきゃね♪」
ミサはしおりを眺めた。


日が沈んできた。
「さっき聞いたんだけど、夕飯BBQだって!」
BBQ!?
私達一年は、BBQの下準備をした。
「こんな鉄板で焼くんだねぇ♪」
ミサは食材を運びながら言った。
私はヨダレが出そうになった。


…準備が整うと、一人が部屋に居る部員に呼びかけた。
皆、すぐに集まった。
「よし、明日で合宿は終わるが…」
丸山の前置きがあり、
「いただきます」
と、号令係が言った。
私とミサは、食材を運ぶ際に隠しておいた牛肉を取り出した。
「いい匂い♪」
しかし、私達一年が鉄板に乗せられる具材は少なく、ほとんどは先輩達が占領している。
「焼けた♪」
ミサが肉を取ろうと、箸を伸ばした。
私も肉が焼けたので、箸を伸ばした。
そのとき、
「もらいっ♪」
近くから声がした。
「あ!」
全く見ず知らずの先輩が肉を奪った。
そんな事が他の場所でも起きているのか、同じような声が聞こえる。


…そうこうして三時間が経過した。
食べ終わっても、はしゃぎ回ったりしていた。
「空気がいいね♪」
私とミサは疲れ果て、緑の上に寝転がった。
「…梓姫さ、どんなタイプがいい?」
ふと、タクを思い出した。
とても短くて「彼氏」とは呼べないかもしれないね。
「…永遠に一緒な人がいいかな」
私はミサに告げた。
「ぷっ」
「何か可笑しい事、言った?」
ミサは首を横に振った。


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