汚染 117
貴方に会えた
長い連休だった
良く乗り越えた
『おはよう』
背中に貴方の声を感じる
久々に聞く声
何だか妙に照れ臭くて
『おはようございます』と振り返らずに言った
貴方にお土産を買った
渡したいけどタイミングも見付けられず一日が終わって行く
貴方と目を合わせる事も言葉を交わす事もなかった
せっかく我慢してやっとこうして会えたのに
帰りに貴方にメールをした
着替えを済ませて地下に呼び出した
緊張した
いつも会っていたはずなのに
地下に降りると貴方は早目に来ていた
煙草をふかす姿が見える
貴方に近付く足が少し震えた
まるで告白でもするかの様な感覚
私の姿に気付いた貴方が少し笑う
この感じも久し振りで新鮮だった
『やっと会えたね』って素直に笑顔で言えたらいいんだけど
貴方にお土産を渡すと
『ありがとう』と貴方が笑顔で私を見る
恥ずかしくて目を反らしてしまう
二人きりなのに座る距離は遠い
まだ何となく近付けない
それはただ照れ臭いだけ
貴方が私の頭を撫でて『また匂い付けとこう』と言った
私が笑って貴方の目を見た時『やっとその目を見れた』と笑う
本当に嬉しそうで
そんな満面の笑みを見たのは初めてだった
少年の様な表情に私まで嬉しくなった
その時感じた
不安に思う事って沢山あるけど
こうやって私を見て嬉しそうに笑ってくれるなら私はそれだけで嬉しい
だから忘れない
その笑顔を
多分貴方は私が思っている以上に想っていてくれている
貴方は一生懸命愛してくれる
『満足した?』
私が悪戯に笑うと素直に頷いた
『見足りないけど満足』
貴方の可愛い一面
こんな私なんかを愛してくれる貴方に改めて感謝した瞬間
長い連休だった
良く乗り越えた
『おはよう』
背中に貴方の声を感じる
久々に聞く声
何だか妙に照れ臭くて
『おはようございます』と振り返らずに言った
貴方にお土産を買った
渡したいけどタイミングも見付けられず一日が終わって行く
貴方と目を合わせる事も言葉を交わす事もなかった
せっかく我慢してやっとこうして会えたのに
帰りに貴方にメールをした
着替えを済ませて地下に呼び出した
緊張した
いつも会っていたはずなのに
地下に降りると貴方は早目に来ていた
煙草をふかす姿が見える
貴方に近付く足が少し震えた
まるで告白でもするかの様な感覚
私の姿に気付いた貴方が少し笑う
この感じも久し振りで新鮮だった
『やっと会えたね』って素直に笑顔で言えたらいいんだけど
貴方にお土産を渡すと
『ありがとう』と貴方が笑顔で私を見る
恥ずかしくて目を反らしてしまう
二人きりなのに座る距離は遠い
まだ何となく近付けない
それはただ照れ臭いだけ
貴方が私の頭を撫でて『また匂い付けとこう』と言った
私が笑って貴方の目を見た時『やっとその目を見れた』と笑う
本当に嬉しそうで
そんな満面の笑みを見たのは初めてだった
少年の様な表情に私まで嬉しくなった
その時感じた
不安に思う事って沢山あるけど
こうやって私を見て嬉しそうに笑ってくれるなら私はそれだけで嬉しい
だから忘れない
その笑顔を
多分貴方は私が思っている以上に想っていてくれている
貴方は一生懸命愛してくれる
『満足した?』
私が悪戯に笑うと素直に頷いた
『見足りないけど満足』
貴方の可愛い一面
こんな私なんかを愛してくれる貴方に改めて感謝した瞬間
感想
感想はありません。