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制服時代??

[230]  なぉ  2009-05-09投稿
私の嫌な予感があたった。

祭りの夜は何かが起きる。

祭りのにぎやか光がそこにはなくまるで闇のように…
月の灯りだけ。


いきなり後から手で口をおおわれた私は、声すら出なかった。
涙目で顔を見ると相手は、大倉だった。

「脅かしてごめんな」

「なんでここに?」

「千夏ちゃんの姿が見えたから…つい気になって」

「しっ」

今度は私が大倉の口に人差し指をたてる。

久遠達には気付かれなかったみたいだ。

「ね、キスしよっか」

女の子が久遠に抱きつく。

久遠は冷たく言い放った。

「しない」

「なんで?」

「俺、好きな女しか受け付けないんだ」

「はぁ?」

「ジンマシンでんだよね?」

「なんなの?むかつく」

「お前こそうせろ、尻軽」

「ひどいっ」

そう言って女の子は久遠から走って逃げてった。

なんなの?…意味わかんないんだけど。
久遠の台詞が私の頭の中でリフレインする。

しばらくすると久遠も歩きだして、祭りの中に消えようとしていた。

私は考えもせずに、気付けば久遠の腕をつかんでた。

「前田…」

「さっきの…」

「お前…見てたのか…」

「ごめんなさい…」

二人の間に沈黙が流れる。

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