ねぇ…大好きなのに。
「もしもし」
春樹の声。
それだけで、私の目に涙が溢れた。
「春樹?」
「どうしたの?」
「どうもしないよ」
用事は無かった。
ただ、春樹の声が聞きたかった。
「亮と居るの?」
春樹が聞いてきた。
「うん」
「大丈夫なの?」
春樹の優しさが、私の心を苦しくする。
「わかんなぃけど、この前はごめんね」
春樹と逢った日、亮にその事がばれてからまだ春樹に連絡していなかった。
「別にいいよ」
「うん、でもごめんね」
「亮と戻ったんでしょ?」
春樹の口調が、少し変わった。
【違うよ亜弥は、春樹が1番好きだよ】
私の中で、その思いだけが破裂しそうになる。
「良かったじゃん」
黙っていた私に、春樹が言った。
「良くない」
私は小さい声で言った。
「だって、戻るしかなかったんだもん。戻んなきゃ、亮が春樹に何かしたら、嫌だもん」
私の気持ちは破裂した。
春樹を好きじゃなくなったと思われたくなかった。
「お前さ、そろそろ自分の幸せ考えた方が良いよ」
春樹が優しい口調に戻った。
「うん。でも今は自分の幸せ考えたから春樹に電話したんだよ」
そういう意味じゃないのは、解ってた。
ただ春樹が真剣だから、私は自分が弱くならない様に、ふざけて見せた。
そんな会話で電話は、終った。
春樹の声。
それだけで、私の目に涙が溢れた。
「春樹?」
「どうしたの?」
「どうもしないよ」
用事は無かった。
ただ、春樹の声が聞きたかった。
「亮と居るの?」
春樹が聞いてきた。
「うん」
「大丈夫なの?」
春樹の優しさが、私の心を苦しくする。
「わかんなぃけど、この前はごめんね」
春樹と逢った日、亮にその事がばれてからまだ春樹に連絡していなかった。
「別にいいよ」
「うん、でもごめんね」
「亮と戻ったんでしょ?」
春樹の口調が、少し変わった。
【違うよ亜弥は、春樹が1番好きだよ】
私の中で、その思いだけが破裂しそうになる。
「良かったじゃん」
黙っていた私に、春樹が言った。
「良くない」
私は小さい声で言った。
「だって、戻るしかなかったんだもん。戻んなきゃ、亮が春樹に何かしたら、嫌だもん」
私の気持ちは破裂した。
春樹を好きじゃなくなったと思われたくなかった。
「お前さ、そろそろ自分の幸せ考えた方が良いよ」
春樹が優しい口調に戻った。
「うん。でも今は自分の幸せ考えたから春樹に電話したんだよ」
そういう意味じゃないのは、解ってた。
ただ春樹が真剣だから、私は自分が弱くならない様に、ふざけて見せた。
そんな会話で電話は、終った。
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