携帯小説!(PC版)

トップページ >> ホラー >> 七つ目の七不思議(21)

七つ目の七不思議(21)

[707]  彩茶  2009-05-11投稿
「た…田神くん…どうしよう…」
桜と直史はこっくりさんに校長室の角まで追い詰められていた。
「……っ…。」
直史が辺りを見回すと、優勝旗が置いてあった。 (そういえば…陸上部が県で団体優勝したって言ってたな…)
直史は旗を掴むと棒のところでこっくりさんの首を押さえつけて壁に押し付けた。
「月島さん…!早く逃げて!」
「え…!?」
「こっくりさんの相手は僕がする…月島さんは高橋さんのところに行って、この世界からでる方法を聞いてきて!」
「でも…1人でこっくりさんの相手なんて…それに死んだら現実に帰っても意味ないんだよ!?」
「死なないよ!月島さんに本貸したままだし…それに月島さんならこの鬼ごっこを終わらせてくれるって信じてるから…!」
直史は桜の目を真っ直ぐ見て言った。
「…分かった。…絶対に死なないでよ!」
桜はそう言うと校長室を走って出て行った。こっくりさんは旗を振り払って桜を追いかけようとしたが直史が近くにあった花瓶をこっくりさんの頭めがけて投げた。花瓶はこっくりさんの頭に当たって割れ、こっくりさんはゆっくりと直史の方を向いた。
「お前の相手は…僕だ!」
直史が叫ぶとこっくりさんは直史に襲いかかった。

感想

感想はありません。

「 彩茶 」の携帯小説

ホラーの新着携帯小説

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス