携帯小説!(PC版)

air?

[314]  182  2006-07-14投稿
レックスとハウィーがレイのそばに駆け寄るとレイはゆっくり立ち上がった。  「面倒だから3人でかかってこいよ。」  リッパーは疲れた素振りも見せず余裕の表情だ。  「あいつは他のやつらとは別格だ。本気で3人でやらなければ私たちがやられる。」  レイはそう言って大きく深呼吸をした。  リッパーがこちらに近づいてきた。  3人は武器を構える。  ハウィーが最初に切りかかったが簡単によけられてリッパーが突っ込んでくる。レックスとレイが同時に攻撃したが2人の攻撃をあっさりと防いだ。  リッパーは大きく体をひねり攻撃してきた。  3人は吹き飛ばされ後ろにのけぞった。  「くそ…こいつ強ぇよ!」  ハウィーは悔しそうに言った。  「3人同時に攻撃しよう。1人や2人じゃ簡単に防がれる。」  レックスは小さな声で2人に言った。  3人はまた武器を構える。  リッパーが走り出した。  3人は同時に攻撃をしかけた。  リッパーはハウィーとレイの攻撃をあっさりと防いだ。だがレックスの攻撃がリッパーの腹部に当たった。リッパーは後ろによろけその間に3人は次々と攻撃をした。  リッパーはたまらず後退しようとしたがレックスが切りかかった。  「くっ…!こいつ…」  リッパーの顔がゆがんだ。  リッパーの右腕はレックスの攻撃により切断されていた。ボタボタと血がたれている。  「お前はもう戦えない。ここから立ち去れ!」  レイが叫んだ。しかしリッパーはただこちらを睨みつけていた。  だがリッパーは何かの気配に気づき後ろを振り返った。  「フラー隊長!?」  リッパーは驚いていた。  「あぁリッパー、どうやら任務をしくじったようだね。でもまた上から怒られるのはごめんだ。私が3人を生け捕りにする。君は先に帰ってなさい。」  フラーがそういうとリッパーは悔しそうに後ろに下がった。

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