スラム part51
「お願いします!!」
修二が叫ぶ。
「おう、来い。」
組手争いが始まる。
西門さんは俺より10cm近く背が高い。
気を抜けば簡単に奥襟(首の後ろのえりのこと)を取られる。
しかし、さすがに日本トップクラスだった人だ。
隙を無くしていたはずが、奥襟を取られてしまった。
ガッ!!
こうなると苦しい。
修二も力は強い方だが、西門さんは修二よりもまだまだ強い。
だんだんと修二の頭が下がってくる。
頭を上げようとした瞬間。
ヒュッ。
体が浮いた。
足が跳ね上がってる。
内股(相手の内モモあたりを跳ね上げる技)だ!!
バァン!!
かわす間もなく投げられた。
内股。
西門さんの得意技だ。
これで全国の化け物どもを投げまくっていたらしい。
「どうした修ちゃん。もうおわりか?」
「そんなわけないですよ。」
そう言って一呼吸入れる。「お願いしますっ!!」
さっきよりも大きな声で叫んだ。
負けたままでいられるか。俺は昔とは違うんだ。
修二にとって西門さんは明らかに格上の相手だ。
だが、今の修二には負ける気持ちなど少しもなかった。
修二が叫ぶ。
「おう、来い。」
組手争いが始まる。
西門さんは俺より10cm近く背が高い。
気を抜けば簡単に奥襟(首の後ろのえりのこと)を取られる。
しかし、さすがに日本トップクラスだった人だ。
隙を無くしていたはずが、奥襟を取られてしまった。
ガッ!!
こうなると苦しい。
修二も力は強い方だが、西門さんは修二よりもまだまだ強い。
だんだんと修二の頭が下がってくる。
頭を上げようとした瞬間。
ヒュッ。
体が浮いた。
足が跳ね上がってる。
内股(相手の内モモあたりを跳ね上げる技)だ!!
バァン!!
かわす間もなく投げられた。
内股。
西門さんの得意技だ。
これで全国の化け物どもを投げまくっていたらしい。
「どうした修ちゃん。もうおわりか?」
「そんなわけないですよ。」
そう言って一呼吸入れる。「お願いしますっ!!」
さっきよりも大きな声で叫んだ。
負けたままでいられるか。俺は昔とは違うんだ。
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だが、今の修二には負ける気持ちなど少しもなかった。
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