制服時代??
祭りも盛り上がり、徐々に終盤に近づいてきた。
桜達と別れると理沙達は屋上に登った。
普段は鍵がかかっているが今夜は特別な夜。
周りは先にきていたカップルもいた。
「ほら下見てみて」
「うわ…」
理沙と中野が見たのは、祭りの夜の夢という絵のような光景だった。
腰を下ろすと辺りは真っ暗で祭りの賑やかな音だけが聞こえてきた。
「久しぶりに楽しかった〜」
「そっか…」
「ごめんね、私で」
「何言ってんだよ」
二人とも心は複雑だった。
「千夏ね、ずっと好きだったんだよ。まぁくんの事」
「…なんだよ、昔だろ?」
中野はそのまま後ろに寝転んだ。
理沙も同じように寝転んでみると星がきれいだった。
「まぁくんが優しいから」
「………」
「圭ちゃんに遠慮したんでしょ?」
「…そんなことないよ」
「うそ」
そう言って理沙は起き上がり、中野の方を見た。
「俺が怖かっただけ」
「まぁくん…」
「気にするな」
なんだか理沙は泣きたくなった。
「とられちゃうよ…」
すると中野は起き上がり、理沙の涙をぬぐった。
「泣くなよ…俺が泣かしたみたいだろ」
そう苦笑いすると、より一層理沙の涙は止まらなかった。
桜達と別れると理沙達は屋上に登った。
普段は鍵がかかっているが今夜は特別な夜。
周りは先にきていたカップルもいた。
「ほら下見てみて」
「うわ…」
理沙と中野が見たのは、祭りの夜の夢という絵のような光景だった。
腰を下ろすと辺りは真っ暗で祭りの賑やかな音だけが聞こえてきた。
「久しぶりに楽しかった〜」
「そっか…」
「ごめんね、私で」
「何言ってんだよ」
二人とも心は複雑だった。
「千夏ね、ずっと好きだったんだよ。まぁくんの事」
「…なんだよ、昔だろ?」
中野はそのまま後ろに寝転んだ。
理沙も同じように寝転んでみると星がきれいだった。
「まぁくんが優しいから」
「………」
「圭ちゃんに遠慮したんでしょ?」
「…そんなことないよ」
「うそ」
そう言って理沙は起き上がり、中野の方を見た。
「俺が怖かっただけ」
「まぁくん…」
「気にするな」
なんだか理沙は泣きたくなった。
「とられちゃうよ…」
すると中野は起き上がり、理沙の涙をぬぐった。
「泣くなよ…俺が泣かしたみたいだろ」
そう苦笑いすると、より一層理沙の涙は止まらなかった。
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